《センバツだより》広島スカウト高山さん、息子の健大・遼太郎にエール
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
選抜大会を視察する高山健一さん=24日、甲子園

 健大高崎の2年生レギュラー、高山遼太郎の父は元プロ野球選手で東農大二高出身の健一さん(45)=前橋市=だ。古巣の広島でスカウトを務めており、24日まで甲子園で注目選手を視察した。

 22日の健大の初戦もスタンド観戦した。高山は二回に先制点につながる二塁打を放ち、六回は右翼守備でピンチの芽をつむ好送球。「冷静でいよう」(健一さん)と思っていたが、スカウト仲間からの拍手に思わず相好を崩した。

 高山が野球を始めた時、健一さんは「息子のことに口を出すまい」と決めた。元プロの自分が何か言えば、きっとチームがぎくしゃくすると考えてのことだったが、時間ができた時だけ見る試合や練習は「やきもきしてばかり」。だからこそ、晴れ舞台では世話になった人たちへの感謝が湧き上がった。

 26日の2回戦は仕事の都合でテレビ観戦となりそう。「試合に出られない選手のことも思いながら、頑張ってほしい」。自身が師事した斎藤章児さん(元東農大二高監督)や河原井正雄さん(元青学大監督)から学んだ言葉をエールに代えた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事