甲子園へあと2勝 高校野球群馬大会 きょう準決勝
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(左から)打率6割と打線をけん引する明和県央の兵藤、チームのピンチを幾度も救ってきた前橋育英の丸山
(左から)長打力と機動力を併せ持つ健大高崎の小野寺、切れのある変化球と速球で調子を上げる農大二の経田
 

 第99回全国高校野球選手権群馬大会は26日、上毛新聞敷島球場で準決勝2試合を行う。第1試合は夏2連覇を狙う前橋育英と、創部以来初めて4強に入った明和県央が対戦。第2試合は実力校の農大二と2年ぶりの頂点を狙う健大高崎がぶつかる。私学独占の4強対決を制し、決勝に進むのはそれぞれどちらか。試合開始予定は第1試合が午前9時、第2試合は同11時半。

【前橋育英―明和県央】育英の投手充実 県央は強力打線
 現チームになって2度目の顔合わせ。春の3回戦で勝った育英が、選抜甲子園出場を含め実績では上回るが、初の4強に進んだ県央にも勢いがある。

 育英は4試合で2失点と投手力の充実が際立つ。最速149キロの主戦皆川喬涼は防御率0.39。終盤にピンチを迎えると、左腕丸山和郁がぴしゃりと締めて反撃を許さない。秋のエース吉沢悠は投球に加え、4回戦で3ランと打でも存在感がある。チーム打率こそ伸び悩むが、飯島大夢主将の復帰は好材料だ。

 県央は打力の強化が奏功し、チーム打率は4割1分2厘と4校中トップ。ともに5割を超える1番市場悠馬、6番兵藤良太を筆頭に打線は切れ目がない。球種豊富な長井亮典は1人で4試合を投げ切った。利根実やシード桐生南を接戦で下し、モットーの「耐える野球」を体現する粘り強さを発揮している。

【農大二―健大高崎】小技さえる農二 長打力誇る健大
 ともに実績十分の両校だが、近年は今春の選抜甲子園8強の健大が上回る。4年ぶり県4強に進んだ農大二は、強豪私学の先達として意地を見せたい。

 農大二は3回戦、4回戦と劣勢をはね返して勝ち上がってきた。打線は1番寺嶋優磨を起点に打率5割超の須永喜勝ら主軸が応え、20盗塁、16犠打と足や小技を絡めた攻勢も光る。富岡との延長戦では小亀雄飛がサヨナラ打と、好機を逃さなかった。主戦の経田晃生は準々決勝で5回を無失点と調子を上げている。

 健大は計38得点、大会最多記録タイの7本塁打と鍛えてきた打力が成果を上げている。4試合連続2ランの山下航汰、準々決勝で4安打4打点の小野寺大輝ら層は厚い。投手陣も駒がそろい、伊藤敦紀は本大会初先発の大泉戦で6回自責点2と強力打線に好投。小野大夏は準々決勝で自己最速147キロをマークした。

 ※詳しい勝ち上がり表はこちら

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