前橋育英 8強逃す 全国高校野球 花咲徳栄に4-10

 【甲子園=関口和弘、田中暁、中里圭秀】第99回全国高校野球選手権大会第11日は19日、兵庫県西宮市の甲子園球場で3回戦4試合が行われ、群馬代表の前橋育英は4―10で花咲徳栄(埼玉)に敗れた。8強入りはならず、春夏通じての甲子園10勝目も持ち越された。

 育英は初回に4点を先制され、リズムを崩した。その裏の攻撃で先頭丸山和郁の三盗と敵失で1点を返し、二回は吉沢悠の三塁打から小池悠平の内野ゴロで2点差に詰め寄った。

 7点を追う七回は、先頭の小池が大会53号となる本塁打で反撃ムードを高めた。1死から黒沢駿太が右前打で出塁すると、戸部魁人の適時打で1点を加え、粘りを見せた。八回以降も得点圏に走者を進めたが、巻き返せなかった。

 丸山は2盗塁を決め、1大会最多記録タイの通算8盗塁(個人)に並んだ。

  ▽3回戦(10時58分、42000人)

 花咲徳栄(埼玉)
  401 200 201─10
  110 000 200─4
 前橋育英
 (花)綱脇、清水―須永
 (前)丸山、皆川、吉沢―戸部
 ▽本塁打 小池2号(1)(前、投手綱脇)
 ▽三塁打 西川(花)吉沢(前)
 ▽二塁打 千丸、野村2、西川、清水(花)堀口(前)


 前橋育英は序盤の失点が響き、劣勢を覆せなかった。先発丸山は初回1死から3連続長打を浴びるなど、立ち上がりを捉えられて3回5失点。2番手皆川も五、六回は三者凡退に抑えたものの、4回4失点と本調子ではなかった。

 4点を背負った初回、四球の先頭丸山が二進後、三盗と相手投手の悪送球を誘い、無安打で1点を返し反撃開始。二回は吉沢の三塁打を足場に2点目を奪い、七回も小池のソロや戸部の適時打などで2点を追加した。ただ11安打したものの打線のつながりに欠け、流れを変えられなかった。

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