前橋育英 さあ2回戦 明徳義塾と
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三塁盗塁を決める前橋育英の丸山=9日・山梨学院戦
持ち味の異なる複数の投手を巧みにリードする戸部

【15日午前7時・メディア速報部追記】

 第99回全国高校野球選手権大会について日本高野連は15日朝、雨のため、甲子園球場で同日に行われる予定だった前橋育英(群馬)-明徳義塾(高知)戦を含む第8日の4試合を中止し、16日に順延すると発表しました。

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 【大阪=中里圭秀】第99回全国高校野球選手権大会第8日は15日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦4試合が行われ、群馬県の前橋育英は明徳義塾(高知)と第2試合(午前10時半試合開始予定)で対戦する。初戦は3本塁打を含む猛攻で山梨学院(山梨)に大勝したが、次戦はどんな戦いを見せるのか。鍵となる2選手を紹介する。

◎高い身体能力 初戦で4盗塁…丸山和郁
 初戦は4盗塁を決め、高い身体能力を聖地でも印象付けた丸山和郁。明徳義塾にも注目されるが「次も走らなければいけない場面はあると思う。警戒されている中で、いかに決められるかが崩す鍵になる」と話す。

 冬場、三盗の練習に力を入れた。投手のシャドーピッチングに合わせ、スタートのタイミングを計る。幼い頃から「駆けっこはほぼ1位」の脚力を生かすすべを磨き、大舞台での成功に結び付けた。

 やみくもに走るのではなく、競っている場面で少しでも好機を広げようと考える。「足が少しでも重かったり、軽すぎたりしても駄目。体調管理をしっかりしたい」と次戦をにらむ。

 仮に盗塁できなかったとしても「投手がこちらに気を取られればプレッシャーになる」と、チームへの貢献を強く意識する。投手としても「いつ出番が来るか分からないが、準備してチームに勢いをつけたい」と頼もしい。

◎巧みなリード強肩も持ち味…戸部魁人
 質、量を兼ね備え、チームの強みである投手陣の力をどれだけ引き出せるか、重要な役割を担う戸部魁人。「強気のリードで、投手の投げやすい球を選んでいきたい」と意気込む。

 初戦は序盤に四球がかさんだ。先発皆川喬涼のリードを「ストライクが入っていないのに変化球を投げさせて、カウントを悪くしてしまった」と反省する。球の走りそのものには手応えがあり、2回戦は「テンポよく投げさせてリズムをつくりたい」と展望する。

 リリーフが想定される吉沢悠や丸山和郁らもエース級の力を持つだけに、責任を痛感する。「これだけの投手がいて、負けたら自分のせい」。一人一人の特徴や性格を細かくつかみ、積極的な声掛けで状態の把握を欠かさない。

 強肩も持ち味だ。明徳義塾打線は小技も多く仕掛けてくると予想する。「攻めの守備で相手の攻撃を機能させないようにしたい」と力を込める。

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