関東出場 そしてセンバツへ闘志 秋季高校野球県予選組み合わせ
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第72回秋季関東地区高校野球大会群馬県予選組み合わせ

 来春の選抜甲子園の重要な選考資料となる第72回秋季関東地区高校野球大会群馬県予選(31日~9月29日、桐生など県内7球場)の組み合わせ抽選会が26日、前橋工高で行われ、出場67校61チームの対戦相手が決まった。関東大会(10月19~27日)は2012年以来7年ぶりに群馬で開催され、例年より1枠多い県予選上位3チームに出場権が与えられる。例年通りなら関東で4強以上に進めば選抜出場が濃厚となる。

◎61チーム出場 王者・前橋育英や健大高崎が軸に
 今夏の甲子園に出場した前橋育英のほか、各地区リーグ(東毛、中毛、西毛)の上位2校(桐生第一、樹徳、前橋東、伊勢崎清明、健大高崎、高崎商)と、各リーグ準決勝敗退校による抽選で選ばれた館林を加えた8校をシードとした。

 万場、長野原は不参加。連合は2チームあり、四ツ葉中等、玉村、尾瀬、藤岡北の4校と、榛名、富岡実、下仁田、板倉の4校がそれぞれ組む。

 前橋育英は今夏と大幅に戦力が変わるものの、4季連続県王者の勝負強さは侮れない。1年生強化試合「若駒杯」を制した世代が中心となる健大高崎が西毛リーグを危なげなく勝ち上がり、優勝争いの軸になりそう。

 実力伯仲の東毛リーグを勝ち抜いた桐生第一と樹徳も虎視眈々たんたんと頂点を狙う。中毛リーグを制した前橋東と、準優勝の伊勢崎清明は創部初の関東出場が視野に入る。初戦は、中学時代に日本代表経験のある好右腕の清水惇を擁する安中総合と、今夏のレギュラーが多く残る前橋工の対決に注目だ。

【館林―樹徳ゾーン 展望】
 樹徳が一歩リードか。東毛リーグ準優勝だが、決勝は桐生第一と同点。勝敗はじゃんけんで決まり、実力差はない。初戦で戦う西邑楽とは、3季連続の対戦。元桐生第一の福田治男監督率いる利根商は、8強の今夏登板した1年生右腕星光汰に期待。館林の右腕今井航汰は経験値が高い。上位打線が残る明和県央も有力。今夏は連合の松井田が単独出場する。

【桐生第一―高崎商ゾーン 展望】
 公立勢が私学を追う。桐生第一は夏の県大会で好投した蓼原慎仁と経験豊富な宮下宝との左右2枚に加え、長打力のある打者がそろう。高崎北は今夏16強に導いた右腕清水美空と1年生捕手の山田陸翔のバッテリーが心強い。西毛リーグで準優勝した高崎商も上位をうかがう。好カードは前橋工―安中総合。夏8強の市太田と地力のある桐生商の対決も楽しみ。

【健大高崎―前橋東ゾーン 展望】
 健大高崎が本命。183センチの大型左腕下慎之介と強肩戸丸秦吾の県内出身バッテリーが守備をけん引する。中毛リーグ優勝の前橋東は1、2年生とも1年生強化試合「若駒杯」の決勝トーナメントに出場しており地力がある。今夏決勝に進出した前橋商や選手層の厚い農大二も手ごわい。高崎―太田の進学校対決や高経附―桐生南の好カードにも注目したい。

【前橋育英―伊勢崎清明ゾーン 展望】
 夏の甲子園に出場した前橋育英が優位だが、実力校がそろい油断はできない。育英は1年秋から正捕手の須永武志が攻守で要を務める。中毛リーグ準優勝の伊勢崎清明は好左腕加川航平や好打者長瀬晴人ら下級生から経験を積んだ選手が残る。今夏の群馬大会で4強の関学附や、健大高崎を破った高崎商大附も有力。館林商工や桐生ら公立勢も力がある。

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