28日に4強激突 関東進出の3校はどこに 秋季高校野球県予選
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2本塁打7打点と勝負強さが光る樹徳の北爪(左上)、準々決勝で7回を被安打1で零封した桐生第一の主戦左腕宮下(左下)、3試合で7安打6打点を挙げた健大高崎の中田(右上)、チームトップの打率6割で4盗塁を決めている前橋育英の高橋(右下)
 

 高校野球の第72回秋季関東地区大会群馬県予選は28日、桐生球場で準決勝2試合を行い、強豪私学4校が激突する。第1試合は、東毛リーグの決勝でも顔を合わせた樹徳と桐生第一の球都対決。第2試合は、2年ぶりの頂点を狙う健大高崎と夏の甲子園帰りの前橋育英がぶつかる。

 19日から群馬で開催される関東大会に出場できるのは上位3校。準決勝で敗れた2校は、29日の3位決定戦で出場権を争う。

◎樹徳・大量点狙える打線/桐生第一・左右好投手けん引
 東毛リーグ決勝は中盤までに樹徳が7得点したが、七回に桐生第一が追い付いた。実力伯仲の2校の戦いは1点を争う激しい展開となりそうだ。

 樹徳は今大会2本塁打を放った主砲北爪陽大はるとの豪快な打撃に注目。1年生ながら毎試合安打を放ち、打率チームトップの津田竜聖も心強い。チーム打率は2割7分と4校の中では低いが、打線が爆発すれば大量得点を狙える。投手はロングリリーフの柏崎日祐が20回1/3を投げ、8安打無死四球で自責点0と圧倒している。

 桐生第一は宮下宝と蓼原慎仁の左右2枚の好投手を擁する。主戦宮下は準々決勝で今大会初登板し、7回を1安打零封。蓼原は長い腕から伸びる速球が光る。打率は4校中トップの3割7分2厘。中でも曽我一瑳と広瀬智也は5割超え、中島優月と加藤真樹朗は4割5分超えと好打者がそろい、打線に隙がない。

◎健大高崎・攻守に高い完成度/前橋育英
 近年の県内高校野球界をけん引する2校が対戦する。2016年以降の県大会では、前橋育英が8勝1敗で勝ち越しているものの、若駒杯優勝世代の健大高崎は強力だ。今大会3試合全てコールド勝ちと勢いがあり、育英は自慢の堅守を発揮できるか。

 新チーム始動が早かった健大は、攻守ともに完成度が高い。爆発力のある打線は3試合で長打12本。打率7割の中田隼哉や準々決勝4打数4安打の山畑陸が好調だ。主戦左腕下慎之介は、脅威の16回27奪三振。準々決勝で2度盗塁を刺した戸丸秦吾主将も頼もしい。

 今夏の甲子園出場メンバーから大きく入れ替わった育英だが、4校中最少の1失策と守備は安定。昨秋から正捕手の須永武志主将が、1年生エースの左腕菊池楽らを支える。攻撃では3試合9盗塁と積極的に足を使う。打率6割の高橋駿は4盗塁を決めている。

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