《つかめ選抜》群馬県3位の健大高崎 一球に執着
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
一球への執着心を持ち、集中して素振りをする健大高崎の選手
 
 

◎打ち勝つ野球 下克上目指す
 健大高崎は20日の1回戦で常総学院(茨城1位)と戦う。県予選は5試合中4試合でコールド勝ちし、得点力を見せた。しかし準決勝で宿敵の前橋育英を相手に三塁を踏めなかった。主将の戸丸秦吾は「もっと一球に執着しないといけないと学んだ」と話し、チームは一層集中力を高めている。

 守備を主導したのは、左腕下慎之介。27回2/3を投げ40奪三振と圧巻の投球を見せたが、立ち上がりに課題が残った。「もっと準備に時間をかければ、初回からベストな状態で打者を仕留められる」と力を込める。

 理想の攻撃は「下位まで無駄なく機能する打線」(青柳博文監督)。キーマンとなるのは代名詞の「機動破壊」を引っ張る古滝友哉と戸沢昂平だ。

 戸沢は昨秋からベンチ入りし、今秋の県予選は4試合で1番を任されたが、重圧で本来の力を出し切れなかった。「健大は打って勝つチーム。自分が塁に出ないと足を生かせない。関東は気持ちを強く持って戦う」と心強い。古滝の持ち味はスピードと、状況を即座に読み取る冷静さだ。生方啓介部長は「古滝が塁に出れば空気が変わる」と信頼を寄せる。

 3年ぶりの選抜甲子園出場に向けて戸丸主将は「県で3位だが『全国制覇』の目標は変わらない。全員で下剋上を目指す」と強気で頂点を見据えている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事