《球児を守れ 投球数制限導入 下》模索 専門家から知識を
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
独自にイニング制限を設けてリーグ戦を行う渋川青翠

 投球数制限だけで投手のけがを防げるわけではない。ならば、選手をどう守るか―。群馬県内の指導現場で模索が続く。

◎多角的なアプローチを
 「投手の登板は1人3イニングまで」。渋川青翠が昨秋、部内のリーグ戦や一部の練習試合で取り入れたルールの一つだ。投球数制限の議論が深まる中、清水哲也監督が「批判も聞くが、目的はけがから守ること。先を見据えてやってみよう」と導入した。

 選手は20人台と多くはない。必然的に野手にも登板機会が生まれ、投手の発掘につながった。内野手だった桑原周生主将は一冬越えて球速130キロ台を記録するようになり、2番手投手候補に浮上した。

 続々と新しい取り組みを試す。昨秋の県大会では大リーグで話題を呼ぶ投手起用法「オープナー」を導入。本来ならリリーフの投手を先発起用して短いイニングを任せ、エースに継投した。全力投球の上限や休養日数を定めた独自の指針「青翠ピッチ・スマート」も作成し、運用する予定だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事