秋季高校野球県予選 きょう準決勝 私学vs公立 関東切符あと1勝
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(左上)打率6割超と好調な健大高崎の桜井、(右上)1年生ながら主戦を務める館林の宮村、(左下)出塁して攻撃の起点となっている前橋商の塚本、(右下)力投を続ける桐生第一の北村
 
 

 高校野球の第73回秋季関東地区大会の群馬県予選は3日、桐生球場で準決勝2試合を行う。第1試合は強力打線の健大高崎と好投手擁する館林が激突。第2試合は県大会2季連続優勝中の桐生第一が伝統校の前橋商とぶつかり、どちらも強豪私学と勢いに乗る公立校の対決になった。勝てば来春の選抜大会の選考資料となる関東大会(10月24日~11月1日、千葉)出場が決まる。観戦は保護者やOB会、後援会など野球部関係者に限り、1校200人まで入場できる。

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 今夏の県大会準決勝と同じ顔合わせになった。前橋商は雪辱を果たし、11年ぶりの関東行きを決めるか。

 前商は準々決勝で勝ち越し二塁打を放った内田遥己が5打点で、得点源として活躍している。出塁率8割超の9番塚本啓太朗が攻撃の起点となり、心強い上位に橋渡し。犠打・犠飛11は4校最多で、試合運びが堅実だ。主戦の茂田侑大は打たせて取る投球で大崩れしない。野手は3回戦、準々決勝とも無失策で安定してきた。

 前年覇者の桐生第一は1年生中心の編成ながら49得点と破壊力抜群で、中でも大川昇馬は打率6割と好調が際立つ。6盗塁の山田柊弥は持ち前の機動力で守備をかく乱する。守りは失点が目立つものの、北村流音が12回を自責点3と力投した。準々決勝で先発マスクをかぶった井田駿吾は強肩で二盗を3度阻止し、相手の勢いを止めた。

健大高崎 長打量産の打撃陣/館林 全試合3失点以内
 12年ぶりに4強入りした館林の前に、2年連続関東出場を目指す健大高崎が立ちはだかる。

 健大は4試合で本塁打6本、三塁打5本、二塁打12本と圧倒的な打力で勝ち上がった。特に好調なのが打率6割超の3番桜井歩夢。準々決勝では同点二塁打を放つ勝負強さも示した。6番伊藤翔哉、7番高村尚杜が5打点ずつ挙げ、下位打線も力強い。投手は3試合先発の金子茉由が12回で自責点2と頼もしい。

 館林は全試合3失点以内で制しており、接戦に持ち込めば十分に勝機がある。鍵となる主戦は1年生の宮村一輝が担う。危機に動じず、33回の防御率は1.09で文句なしの数字。チーム打率は3割に満たないが、主砲稲村竜暉らが好機を逃さず小刻みに加点する。初戦に小野知広が本盗を決めてサヨナラ勝ちするなど、足技でも得点できる。

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