《準決勝》前橋商 守り切り雪辱果たす 桐生第一に4-2
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桐生第一―前橋商 6回裏前商2死一、二塁、塚本の中前打で二走萩原がかえり4点目。捕手井田=桐生
桐生第一―前橋商 4回表桐一1死一、二塁、星野が内野安打で出塁。敵失を誘い二走山田が生還し一時同点となる

 ▽準決勝(桐生)
桐生第一
 000 200 000-2
 020 101 00×-4
前橋商


 ○…前橋商が守り切った。先発茂田が巧みに変化球を織り交ぜ、打たせて取る投球で2失点完投。打線は二回、萩原の適時打などで2点を挙げた。四回は蛯谷の犠飛、六回は塚本の適時打で加点した。

 桐生第一は四回、山田の適時打、星野の内野安打と敵失で2点返したが、その後得点できず。

◎「これぞ全員野球」…前橋商
 前橋商が今夏準決勝の雪辱を果たし、関東大会出場を決めた。先発茂田侑大が初完投できた背景には、下位打線の奮起と、堅守による援護があった。住吉信篤監督は「これこそが全員野球だと再認識できた」とナインを誇った。

 打点を挙げたのはいずれも下位打線。7番萩原蒼真は3安打と打線をけん引した。準々決勝からの約1週間、住吉監督の助言の下、バットを下に構えるよう修正した。二回は2球目の直球を「しっかり引きつけて」左前に運び2点目を挙げ、「肩の力が抜けてうまくいった」。1年生の9番塚本啓太朗は「ボール球に手を出さないことが良かった」と六回の適時打を振り返った。

 先発茂田が「今日は芯で捉えられた打球が多かった。バックが本当に心強かった」というように、最終回以外は毎回得点圏に走者を進められるも2併殺など好守備が援護した。2点先行した直後の七回の守備は、2死二塁で外野に抜けそうなゴロを二塁高田修造が捕球し、悪い流れを断ち切った。「ピッチャーを助けたかった。四球や失策を誰かがカバーする決まりを守れた」と全員野球を振り返った。

 新チームは公式戦経験者が少なく、際立った選手がいないという。住吉監督は「力がないと分かっているからこそ、教えに忠実な姿勢が結果に結び付いた」とナインを褒めた。(丸山朱理)

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