つかめセンバツ《上》健大・打力で圧倒を 24日から秋季関東高校野球
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関東大会に向けて打撃練習を繰り返す健大高崎の選手
 

 来春の選抜高校野球大会の重要な選考資料となる第73回秋季関東地区大会が24日、千葉県内で開幕する。本県からは県予選で優勝した健大高崎、準優勝の前橋商が出場。選抜出場が有力となる4強入りには2勝が必要だ。ともに24日に初戦を迎え、健大は日本航空(山梨2位)、前商は常総学院(茨城2位)と対戦する。前回に続き、県勢2校が春の甲子園の切符をつかめるか。

◎入念な調整で備える
 健大高崎は圧倒的な打力で県予選を制覇した。6試合でチーム打率3割9分5厘、長打30本。好投手が多い関東大会でも持ち味を発揮できるかが鍵を握る。

 「水物」と言われる打線が安定した要因の一つに、入念な事前調整がある。新チーム発足後、早い段階で調子の浮き沈みの周期を把握。県予選でピークを迎えるよう図ったことで、打点の半分近くをたたき出した中軸打者3人を中心に地力を発揮した。

 今回も同様の下準備が進んでいる。2回戦で場外本塁打を放った5番の野中駿哉は「今は心身ともに(関東大会に)備えている段階。多くの長打を繰り出し、これまで以上の力を出したい」と力強い。

 打撃と同じくらい重要な要素が走者を確実に進塁させること。県予選は26盗塁を決めて効率良く得点を重ねた。リードオフマン堀江晃生は「盗塁で球場の雰囲気を一気に変えられる。積極的に次の塁を狙う」と意気込む。

 課題は5失策の守備だ。決勝後からサインプレーや捕球といった基本を徹底した。小沢周平主将は「強豪校と対戦する時ほど、自らのミスでリズムを崩しやすい。自分たちの野球を見せれば、勝つ自信は十分にある」。まずは初戦を突破し、4強入りへ弾みをつける。

日本航空(山梨2位=5年ぶり8度目出場)
 県大会は2度の延長戦を制し、勝負強さが光った。守りは粘りのある投球が自慢の小沢耕介、山形一心の両左腕の継投が中心。チーム打率は2割9分4厘ながら、盗塁やバントで着実に好機を広げる。長打力ある3番エドポロケイン、打率3割超の4番和泉颯馬でかえすのが得点パターンだ。

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