《若駒杯 決勝T》1年生強化試合若駒杯開幕 健大が育英破る 高校野球
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富岡―桐生第一 4回裏桐一2死二塁、提箸が三塚をかえす適時打を放つ=西毛総合運動公園
前橋育英―健大高崎 四回から登板し、2失点で切り抜けた健大の芹沢

  高校野球の1年生強化試合・第32回若駒杯(県高野連主催、上毛新聞社後援)は31日、安中市の西毛総合運動公園野球場で決勝トーナメントが開幕、1回戦2試合を行い、桐生第一が11-1の六回コールドで富岡を下し、健大高崎が10-7で前橋育英を破った。大会第2日は1日、同球場で伊勢崎清明―桐生第一、健大高崎―樹徳の準決勝2試合を行う。決勝は3日。大会は例年春に開催されてきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で時期が遅れた。参加部員1人につき保護者2人まで観戦できる。

◎桐一コールド発進
 

▽1回戦
富岡
 001 000―1
 301 601x―11
桐生第一

(六回コールド)

 ○…桐生第一が2本塁打を含む14安打の猛攻でコールド発進。初回は宮本と大川の連打を足場に井田の適時二塁打などで3点先取。四回は宮本と三森の2ランを絡めて一挙6得点と畳み掛けた。
 富岡は三回、土屋の安打を起点に羽子田の適時打で1点返したが、その後は1安打に封じられた。


◎秋の県予選経験者が昇華 桐一

 桐生第一ナインは自信を持ってプレーしていた。スタメン9人のうち7人が秋季関東大会県予選でも先発しており、経験を打席で昇華させた。公式戦出場経験のない選手も貪欲にアピールし、チーム力の高さをうかがわせた。

 目立ったのは長打力。本塁打2本に二塁打5本で、そのほとんどが得点につながった。打球が飛ぶポイントを理解し、それを試合で生かした。あと三塁打を打てばサイクル安打となった6番三森結大は「秋の大会を経験して、やりやすさはあった」と振り返った。

 秋の県予選に出られなかった選手も食らい付いた。提箸優雅は5番一塁で先発、左翼も守り、四回には適時打を放った。「空いているポジションを取ってやる気持ち。秋に出た選手は実力があるが、追い付きたい」と自らに言い聞かせた。一人一人が実力を発揮し、一丸で3年ぶりの優勝を目指す。

◎健大5点差逆転
 
▽1回戦
前橋育英
 104 000 2―7
 002 044 x―10
健大高崎


 ○…健大高崎が最大5点差をひっくり返した。五回は馬路、星川の連続適時打と関 根の2ランで逆転。六回は 二塁打3本を絡めて4点加えた。投手は四回か ら登板の芹沢が2失点でしのいだ。

 前橋育英は三回に金子の2点二塁打などで4得点。七回は清塚の2ランで反撃したが及ばなかっった。

◎継投決まり打線奮起呼ぶ 健大
 前橋育英―健大高崎戦は打撃戦となったが、健大は守りに勝因があった。三回に4点を失ったが、四回に登板した右横手の芹沢一晃が六回まで無失点に抑えた。「点差があったので、テンポやカウントを意識して投げた。守備から流れを引き寄せたかった」とうなずいた。

 右打者が多い育英に、芹沢の継投が決まった。背中から来るような球はただでさえ打ちにくいが、芹沢はさらにテークバックが小さい独特のフォーム。右打者のタイミングを外し、外角直球を決め球に使った。

 追加点を与えない安心感が打線の奮起につながった。五回に逆転2ランを放った女房役の関根啓衣太は「前の打席は併殺になって沈んだが、切り替えられた」と右腕の力投に報いる一発とした。「ピンチもあったが、要所要所を締められた」と、芹沢の好救援に感謝した。

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