春季関東高校野球県予選《2回戦》富岡が延長制す シード樹徳に5-2
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富岡―樹徳 10回表富岡1死二、三塁、青木の勝ち越し右越え二塁打で、三走三浦に続いて二走清水が生還し、4点目=伊勢崎市野球場
 
 

 高校野球の第73回春季関東地区大会県予選第7日は19日、高崎城南球場などで2回戦の残り6試合を行い、富岡が延長十回、5-2でシードの樹徳を破った。市太田は粘る桐生商を8-7で下した。前橋商、桐生第一も勝ち上がった。大会第8日は21日、4球場で3回戦8試合を行い、8強が決まる。

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▽2回戦

富 岡
0000001013―5
1010000000―2
樹 徳

(延長十回)


 ○…富岡が接戦を制した。延長十回、三浦の四球と清水の二塁打で1死二、三塁と攻め、青木の2点二塁打で勝ち越し。工藤の左前打で加点した。1点を追う九回、小暮が同点打を放った粘りが実った。

 樹徳は初回、阿久津の中犠飛で先制し、三回に佐藤の適時二塁打で加点したが、後が続かなかった。

◎終盤に粘り
 終盤に粘りを見せた富岡が、延長十回で昨秋8強の樹徳を退けた。六回まで好右腕・柏崎日祐(ひゆう)のテンポの良い投球を打ち崩せず三者凡退が続いたが、中軸が突破口を開いて逆転勝利。中野光士監督は「苦しかったが、よく逆転した」と手放しでたたえた。

 殊勲の勝ち越し打を放ったのは5番青木瞭明。七回以降2打席連続安打と、じわりじわりと詰め寄って流れを引き寄せてきた。延長十回は中野監督から「頼むぞ」と声を掛けられた。直前の打席では変化球を当てにいったが、今回は狙い球を定めず、「しっかり振る意識で」と初球のまっすぐを右越えに運んだ。

 6回まで1安打でもチームに諦めの様相はみじんもなかった。実力校を相手に「最初から苦しい展開は予想していた」と4番清水優。序盤は直球に狙いを定めていたが凡退、「ストライクゾーンの球は振る」意識に変えて七回、十回の安打が反撃の突破口となった。

 1回戦に続いて完投した主戦の三浦吏騎(りき)は序盤に2点を失ったが、最速138キロの直球を軸に四回以降はゼロを並べ、135球を投げ切った。「みんなが打ってくれたから最後まで粘れた」と打線に信頼を寄せる。投攻守の粘り強さを武器に、西の伝統校が8強進出を目指す。(丸山朱理)

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