春季関東高校野球県予選《3回戦》太田が10-3で前橋育英コールド撃破 ベスト8出そろう
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太田―前橋育英 4回表太田2死満塁、走者一掃の中越え三塁打を放つ沢田=上毛新聞敷島
 
 

 高校野球の第73回春季関東地区大会県予選第8日は21日、上毛新聞敷島球場などで3回戦8試合を行い、太田が前橋育英に10-3で、関学附は桐生第一に12-0でともに七回コールドで勝利を収めた。高崎商は前橋商を10-6で破るなど、シード校4校が敗れた。前橋東は四ツ葉中等・玉村・榛名・富岡実・下仁田・板倉の6校連合を10-5で下したほか、健大高崎、農大二、館林、市太田がそれぞれ準々決勝に勝ち進んだ。

 大会第9日は24日、高崎城南球場で準々決勝2試合を行う。

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 ▽3回戦

太 田
0007300―10
1000200―3
前橋育英

(七回コールド)


 ○…太田が中盤の集中攻撃で前橋育英を撃破した。1点を追う四回、相場の中犠飛で同点とし、糸井の中前適時打、沢田の走者一掃の三塁打などで一挙7得点。五回も糸井の右越え三塁打などで3点を追加した。

 前橋育英は五回、飯島の犠飛と矢島の適時打で2点を返したが、1死一、三塁で後続を断たれた。


◎4回に一挙7点
 「我慢していれば、何か起こせるぞ」。初回に1点を先制された太田だったが、二、三回の守備では、こんな言葉がグラウンドに響いていた。相手は2016年から4年連続で夏の県王者となった前橋育英。難敵に対しても、屈する気持ちはみじんもなかった。

 好機は四回にやってきた。相手の投手陣が計7四球と、制球に乱れが出た隙を突いた。2死満塁で、沢田大和主将は「ストライクを取りに来た直球を打った」と走者一掃の中越え三塁打。1番糸井達輝も「直球が抜けていたから、狙いを絞りやすかった」と変化球を仕留めて、中前適時打とした。

 大量リードを奪うと、バッテリーは打ち気になった相手打線を翻弄した。先発大舘陽七薫(ひなた)はストライクゾーンを広く使って打たせて取り、5回を自責点2。2番手の寺島優も直球の最速は120キロ台ながら、90キロ台の変化球で緩急を付けて無失点で切り抜けた。

 県大会の8強入りは15年夏以来。私学の台頭もあり、近年は1、2回戦で苦戦することが多かった。それでも今大会は、1回戦で常磐を1点差で破り、2回戦で渋川にコールド勝ち。沢田主将は「すごく自信になった。ここ数日は、本気で育英に勝とうと思って練習してきた」と胸を張る。岡田友希監督も「ものすごく大きな1勝。選手たちはやればできるという確信に変わったはず」とさらなる快進撃を予感させた。(越谷奈都美)

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◎準々決勝以降一般の観戦可

 第73回春季関東地区大会県予選は24日の準々決勝から一般の観客を入れる。

 対象となるのは高崎城南球場で行われる24、25日の準々決勝、5月1日の準決勝、2日の決勝の計4日間で、各日900人の上限がある。球場でのチケットの対面販売は行わず、前売りのみ販売。インターネットやコンビニエンスストアで購入することができる。

 観戦はバックネット裏のみに限定され、入場時の検温や健康状態申告書の提出が必要となる。

 チケットは中学生以上700円、小学生以下(未就学児を含む)100円。チケット販売サイト「イープラス」とファミリーマート店内にあるファミポートで購入できる。詳しくは県高野連ホームページ(http://www.gunma-hbf.com/)へ。

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