関東切符へあと1勝 春季関東高校野球県予選あす4強激突
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準々決勝の健大高崎戦で被安打5で完封した農大二の黒岩(左)と高い出塁率で好機をつくる館林の小野
打率4割6分2厘、防御率1.38と投打でチームをけん引する太田の大舘(左)と4試合計4失点と好リードで試合を支える関学附の福岡
 

 高校野球の第73回春季関東地区大会県予選第11日は1日、高崎城南球場で準決勝2試合を行う。第1試合は選抜甲子園大会に出場した健大高崎に準々決勝で完封勝利した農大二と、今大会のシード校で唯一残っている館林が戦う。第2試合は前橋育英、桐生第一といったシード校をそれぞれ破り、4強入りした太田と関学附が対戦する。

 上位2校に与えられる関東大会(15日開幕、山梨)の切符を懸けて、熱戦が期待される。

◎農大二-館林

 準々決勝で健大高崎を破って勢いに乗る農大二と、初の県大会決勝進出を狙う館林がぶつかる。実力伯仲の2校が、1点を争う激しい戦いを展開しそうだ。

 農大二は4試合で41得点と高い攻撃力が光る。中でも打率6割を誇る主砲小沢侑祐、毎試合安打を放っている鵜木健成の中軸2人が打線を引っ張る。下位打線も七井翔斗が5打点を挙げるなど一発を秘める。主戦黒岩光崇は変化球を駆使する軟投派。強打を誇る健大高崎打線を5安打に封じた実力を発揮できるかが鍵になる。

 館林は投打に完成度が高い。打線は4番稲村竜暉が二塁打4本、8打点と得点源として活躍。16盗塁は準決勝に残った4校の中で最も多く、俊足の小野知広を筆頭に走塁を絡めながら得点を奪う。好右腕の宮村一輝は準々決勝で登板しなかったものの、ここまで14回を19奪三振と文句なしの成績を残している。守備も4併殺と手堅い。(斎藤大希)

◎太田―関学附

 1995年以来の2度目の優勝を狙う太田と、初の頂点を目指す関学附がぶつかる。シードの前橋育英をコールドで下した攻撃力のある太田が、関学附の投手陣を打ち崩せるかが焦点になりそうだ。

 太田のチーム打率は4割近くあり、準決勝に残った4校の中で最も高い。前橋育英戦で三塁打2本を放った沢田大和主将や、主砲の川緑健太、大舘陽七薫(ひなた)の中軸3人は打率4割5分超え。主戦の左腕、大舘は変化球を交え打たせて取る投球で、高崎商と対戦した準々決勝は自責点0で投げきるなど調子を維持する。

 関学附は、ともに140キロ中盤を投げる石原勇斗、篠原正紀の二枚看板が好調で防御率は1.11。石原は高い制球力と変化球が、篠原は球威が持ち味。タイプの異なる2人を捕手福岡莉空が好リードする。攻撃面では桐生戦で小泉優樹が逆転三塁打を放つなど勝負どころで1本が出る。(丸山朱理)

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