春季関東高校野球県予選 《準決勝》農二12年ぶり12度目関東へ 館林に8-0
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館林―農大二 6回裏農二2死一、二塁、小林が篠崎、菊池をかえす右越え3点本塁打を放つ=高崎城南
館林―農大二 2回表館林無死、稲村が左翼線二塁打を放つ
 

 高校野球の第73回春季関東地区大会群馬県予選第11日は1日、高崎城南球場で準決勝2試合を行い、農大二が8-0の七回コールドで館林を下し、関学附は太田に6-5で競り勝った。決勝は2日午前10時に同球場で行われる。

 決勝に勝ち上がった両校は15日に山梨県で開幕する春季関東地区大会への出場権を獲得。農大二は12年ぶり12度目、関学附は3年ぶり5度目の出場となる。

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 ▽準決勝

館 林
 0000000―1
 101114X―8
農大二


(七回コールド)

 ○…農大二が小刻みに加点した。初回1死三塁から鵜木の犠飛で先制すると、三~五回にも1点ずつ追加。六回には菊池の適時打、小林の3ランで4点を奪い、点差を広げた。投手は黒岩、石井亮が零封リレー。

 館林は二回、稲村の二塁打で同点に追い付くチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。

◎好機逃さず加点
 準々決勝までの4試合で41得点と好調な農大二打線が、館林の投手陣にも襲いかかり、上位から下位までむらなく計10安打を放っての快勝。佐々木武監督は「ここぞ、という時にチームが一つになれている」と選手の成長に目を細めた。

 好機を確実に仕留めたことが大きかった。準々決勝の健大高崎戦は走者を出しても後続が倒れる場面が目立ったため、準決勝に向けた打撃練習では甘い球を逃さないことを意識してきた。この日は得点圏に走者が進んだ全てのイニングで得点を奪うことに成功。初回に先制の犠飛を放った鵜木健成は「2ストライクに追い込まれる前から、打ちにいったことが結果につながった」と振り返る。

 勝負を決めたのは六回2死一、二塁で小林颯汰が右翼スタンドに放った3ランだ。小林は「流れが来ていたので、最初のストライクから思い切り振った」と手応えをにじませた。

 通算8度の甲子園出場経験を持ちながら、2013年夏以降は県大会決勝の舞台から遠ざかっていた農大二。8年ぶりとなる決勝に向けて、福島隼斗主将は「関東大会を決めたが、まずは目の前の一戦一戦を大事にしたい」と勝利を誓った。
(斎藤大希)

◎館林雪辱誓う 健闘、2季連続ベスト4進出
 館林は1点を追う二回、先頭の稲村竜暉が二塁打で出塁するも後続が中飛と三振に倒れ、好機を生かせなかった。結果的に安打はこの1本に留まり、細堀和弘監督は「準備不足。二回で相手投手を乗せてしまった」と総括した。

 農大二の先発は準々決勝で健大高崎打線を完封した黒岩光崇。対策は練っていたが、稲村は「チームとしてチェンジアップは捨てるはずだったが、手が出てしまった」と悔しがった。

 昨秋に続き、2季連続となる県大会4強進出。ナインは週5日、平日は2時間半の練習で学業との両立を図りつつ力をつけてきたが、篠原聖矢主将は「今日の1戦を勝たなければ意味がない。徹底力を磨いていきたい」と夏での雪辱を誓った。目指すは同校初となる決勝の舞台だ。
(丸山朱理)

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