群馬県1位・関学附は茨城・常磐大高と 鍵握る二枚看板の力 15日から春季関東高校野球
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「チャンスで1本を」と打撃練習に励む関学附
 
 

 高校野球の第73回春季関東地区大会は15日、甲府市の山日YBS球場などで開幕し、本県予選で優勝した関学附と準優勝の農大二が出場する。関学附の初戦は15日午後0時半から山梨県富士吉田市の富士北麓公園野球場で常磐大高(茨城2位)と対戦する。農大二は16日午後0時半から同球場で常総学院(同1位)と戦う。新型コロナウイルス感染症の影響により、大会は無観客で開催される。

 1992年秋以来となる29年ぶりの県制覇を果たした関学附は、投手陣を中心に粘り強く勝ち上がった。昨秋の県大会は初戦で前橋育英に敗退。羽鳥達郎監督は「勝ちを知らないチームにとって、大会で勝つことは雲をつかむような話だった」と振り返る。春は1勝にこだわり、試合を重ねるごとにチームはたくましさが増していった。

 昨秋以降、外部トレーナーの指導を受け、体の使い方を徹底的に学んだ。右腕石原勇斗は筋肉や骨の可動域などへの理解を深めたことで、ボールに力が伝わるようになり球威が増したという。球速はひと冬超えて6キロアップの144キロ。県予選では「走者を出してからのギアの上げ方がつかめた」とマウンド度胸を培った。

 最速145キロの右腕篠原正紀は、登板4試合で21回を投げて31奪三振。プロ野球ソフトバンクの千賀滉大投手を参考にした、しなやかな腕の振りから伸びのある直球を投げる。冬場は腹囲の筋力トレーニングなどに取り組み、体の軸が安定すると平均球速が上がったという。球速152キロを目標に掲げ、さらなる高みを見据えている。
(丸山朱理)

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