秋季関東高校野球県予選《準々決勝》桐一が圧倒 前橋育英に8-1
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前橋育英―桐生第一 3回裏桐一2死満塁、三森が2点適時打を放つ=小倉クラッチ・スタジアム
前橋育英―桐生第一 初回裏、マウンドに集まる育英ナイン

 高校野球の第74回秋季関東地区大会県予選は25日、小倉クラッチ・スタジアム(桐生球場)で準々決勝2試合を行い、桐生第一が8-1の七回コールドで今夏の選手権群馬大会を制した前橋育英を破り、前橋商は9-4で利根商に快勝した。26日は同スタジアムで準々決勝残り2試合が行われる。

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▽準々決勝

前橋育英
0000100―1
005021×―8
桐生第一
(七回コールド)

 ○…桐生第一が投打で上回った。三回、5四球や敵失に加えて、三森の2点適時打で一挙5点を先取。五回は提箸の適時三塁打、北村の犠飛でリードを広げた。先発北村は7回を自責点ゼロの好投。

 前橋育英は五回、高橋威の右前打を起点に敵失、岩崎の内野ゴロで1点を返したが、そこまでだった。

◎北村が要所締める

 桐生第一が放った安打はわずかに4本。7安打を放った前橋育英よりも少ないが、試合は8-1と大差がついた。勝者と敗者を分けたのは、勝負どころでの投手力だった。

 桐一の先発は北村流音(りお)。育英には2番手で登板した今夏の群馬大会3回戦で敗れており、「リベンジじゃないけれど、絶対に負けられない」。今大会が始まる前からこの試合に照準を合わせてきた。

 走者を背負っても要所を締めるのがエースたるゆえんだ。初回と三回は先頭打者に安打を許すも、後続を抑えた。力のこもった直球に、変化球でタイミングをずらして凡打を量産。「強気な投球ができて満足」とはにかんだ。

 エースの力投に打線も応えた。三回、四球が絡んで2死満塁で迎えた好機。「北村を援護しようと、思い切りよく振った」と三森結大(ゆうと)がチーム初安打となる2点適時打を放つなど、この回に一挙5得点を挙げた。

 今泉壮介監督は「コールドで勝つくらいの強い気持ちで臨むよう伝えていた」と納得の表情。一つのヤマ場を超えた桐一ナイン。2年ぶりとなる関東切符まであと1勝に迫った。
(丸山朱理)

◎投手陣が制球難 育英

 ○…今夏の選手権群馬大会を制した前橋育英は桐生第一に七回コールド負け。夏春連続となる甲子園出場の道が厳しくなった。

 試合は押し出し四球を含め計8四死球と投手陣が制球に苦しみ、育英らしい守備からリズムをつくる野球ができなかった。荒井直樹監督は「力不足。相手の方が力があった」と言葉少なく振り返った。

 前チームから主軸を担う岡田啓吾主将は「大量失点後にエラーをしていまい、(チームが)流れをつかめなかった」と責任を感じながらも「長い冬でパワーを付けて、春に返り咲きたい」と奮起を誓った。

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