甲子園へ64チーム奮起 全国高校野球群馬大会 組み合わせ決まる
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組み合わせ抽選の行方を見守る各校の主将=ベイシア文化ホール
予備抽選で1番くじを引き、選手宣誓が決まった利根実の加藤主将

 夏の甲子園出場を懸けた第100回全国高校野球選手権記念群馬大会(7月7~25日、上毛新聞敷島、高崎城南、桐生3球場)の組み合わせ抽選会が15日、前橋市のベイシア文化ホールで開かれ、出場67校64チームの対戦カードが決まった。春季関東大会を制した第1シードの健大高崎は初戦で館林商工と対戦する。第2シードの関学附の相手は前橋南に決まった。夏3連覇を狙う前橋育英は前橋商や樹徳と同じゾーンに入った。桐生と高崎商の名門・古豪対決も注目。今大会で新しくなる優勝旗を、どのチームが手にするか―。

 抽選会には出場64チームの主将らが参加。最初に、くじ引きの順番を決める予備抽選が行われ、開会式の選手宣誓は「1」を引き当てた利根実の加藤琉也主将(3年)に決まった。

 本抽選は春季関東大会県予選を制した健大高崎を第1シード、準優勝の関学附を第2シードに固定。続いて4強の前橋育英と市太田、8強の富岡、前橋商、桐生第一、藤岡中央がくじを引き、シード枠に入った。その後、ノーシードチームの抽選に移った。

 開会式の入場行進の先導役は、事前希望を出した5校の中から、予備抽選で最も若い番号を引いた伊勢崎清明が担当する。

◎選手宣誓は利根実の加藤主将

 予備抽選で1番くじを引き、選手宣誓を務める利根実の加藤琉也主将は「驚いたが、できることならやりたかった。(1番を)引いたときは『きたっ』と思った」と振り返った。

 2列に並んだくじの奥側左寄りを選び、1番を引き当てると会場からはどよめきが。「宣誓をすることになったぞ、と早く仲間に報告したい。チームの士気を高め、全力プレーにつなげる」と意気込んだ。宣誓文は仲間と相談しながら考えるつもりという。

◎第1、2シード相手に注目…健大高崎と関学附

 抽選では、秋春と2季連続で頂点を争った第1シード健大高崎、第2シード関学附の初戦の相手に注目が集まった。健大高崎は館林商工、関学附は前橋南との対戦が決まった。

 部員間の暴力行為により、対外試合を自粛している健大高崎の大柿廉太郎主将は反省を込め、「試合ができないのは痛いが、自分たちを見直すいい機会になっている。まずは初戦に全力をぶつけたい」と3年ぶりの優勝へ気合を入れた。

 関学附の中里壱成主将は「春と秋の悔しさをばねに練習してきた。絶対に甲子園に行く」と上を見据えた。

◎開幕カードは西邑楽―利根商

 開幕カードは春に練習試合で対戦している西邑楽と利根商の公立校対決に決まった。開会式後の上毛新聞敷島球場で行われる。両校の主将とも「思いきりぶつかる」と力を込めた。

 「夏のテーマはジャイアントキリング」という西邑楽。中川颯主将は「注目される一戦だが、試合は冷静になって自分たちの野球をする」と初戦突破をもくろむ。「下克上」を掲げる利根商の塩野竜也主将は「雪が多い冬場に打撃力を蓄えてきた」と、打ち勝つ野球で快進撃を狙う。

◎連合チームは明和県央と対戦…下仁田・板倉

 今年の春季大会後から連合を組む下仁田・板倉は昨夏ベスト4の明和県央との対戦となった。板倉は3年ぶりの夏の大会出場となる。

 片道2時間かけて週1回、合同練習を行ってきた。主将を務める唯一の3年生、下仁田の堀口陽向は「連合チームとなって日は浅いが、互いのミスを指摘できるようになってきた。最後まで諦めずに戦いたい」と話した。

 試合は初日の高崎城南球場第2試合。「今からわくわくしている。早く試合がしたい」と意気込んだ。

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