前橋育英 初戦突破 13日に近江(滋賀)と2回戦

 【甲子園=小山大輔、大橋周平、吉野友淳】第100回全国高校野球選手権記念大会第3日は7日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合が行われ、群馬県代表の前橋育英は近大付(南大阪)を2―0で破り、2大会連続で初戦を突破した。次戦(2回戦)は大会第9日の13日、第3試合(午後2時半開始予定)で近江(滋賀)と対戦する。

 試合はエース恩田慧吾とプロ注目の左腕、大石晨慈の引き締まった投手戦となった。育英は二回、2死一塁で剣持京右が適時二塁打を放ち先制。四回に先頭の小池悠平が中前打で出塁し、三進後に丸山大河の左前適時打でリードを広げた。

 恩田は切れのある直球にスライダーを織り交ぜて凡打の山を築いた。走者を背負っても冷静なマウンドさばきでピンチを切り抜け、今大会初となる完封勝利を挙げた。

 堅守も光った。二回に一塁側に転がった送りバントを橋本健汰が素早く三塁に送球して封殺。八回には左前打を処理した丸山が二走を本塁で刺殺した。

 荒井直樹監督は「我慢の試合だった。前半に点を取れて何とか守り切れた。うちらしい野球ができた」と振り返った。

 球場では約2万4千人の観客が息詰まる投手戦を見守った。一塁側アルプススタンドには500人以上の育英関係者が駆け付け、熱い声援を送った。

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