前橋育英 守って勝つ 夏の高校野球 13日に近江(滋賀)と2回戦

 【兵庫=小山大輔、大橋周平】第100回全国高校野球選手権記念大会第9日の13日、16強を懸けた2回戦で群馬代表の前橋育英と滋賀代表の近江が激突する。2度目の全国制覇を狙う育英・荒井直樹監督と、初戦で智弁和歌山を破って勢いに乗る近江・多賀章仁監督に展望を聞いた。

―相手の印象は。
 【荒井監督】それぞれ特徴の違う4人の投手がいて、非常に投打のバランスがいいチームという印象を受けている。
 【多賀監督】飛び抜けた選手はいないが、守りは動きがよく、攻撃では果敢に次の塁を狙う足がある。打撃はシュアだ。

―誰をマークする。
 【荒井監督】初戦で本塁打を放った北村(恵吾)君が、甲子園に来てから状態を上げている。好打者をどう抑えるかが重要になるだろう。緩急や内角、高めをうまく使いたい。
 【多賀監督】クレバーな投球をする恩田(慧吾)君。初戦はしっかり完封した。連打は難しいだろう。いかに少ない好機をものにできるかが鍵になる。

―理想の試合展開は。
 【荒井監督】守りのチームなので無駄な失点を防ぎ、我慢の守備で自分たちの流れに持っていきたい。
 【多賀監督】ロースコアの試合になると思う。失点を2点以内に抑えて、3点を奪う。後半勝負のゲームにしたい。

―チームのキーマンは。
 【荒井監督】投手の恩田がポイントになる。あとはタイプの違う相手投手陣に対して、攻撃陣がどう対応できるかが鍵になる。
 【多賀監督】やはり4人の投手をリードする捕手有馬(涼)。智弁和歌山戦では、期待以上の要の役割を発揮してくれた。

―チーム状態はどうか。
 【荒井監督】緊張感のある試合を勝てて、大きく成長した。2回戦では、初戦で振らされてしまった低めの変化球の見極めが必要になる。
 【多賀監督】一皮むけた印象がある。練習ではセンターにしっかりと打ち返す打撃ができている。

―最後に意気込みを。
 【荒井監督】勝って校歌を歌うのは格別。緊張すると思うが、選手が本来の力を発揮できるようにしっかりと背中を押したい。
 【多賀監督】とにかく挑戦者の気持ちでやってきた。超積極的な姿勢で、迷わず思いきりいく。魂を込めた野球を見せる。

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