前橋育英 サヨナラ負け 甲子園 スタンドでは健闘たたえる声
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敗戦を喫し、近江(滋賀)の校歌を聞く前橋育英の選手=甲子園
3点を挙げて逆転した二回に喜びを爆発させる前橋育英の応援団=甲子園

 【甲子園=小山大輔、大橋周平、吉野友淳】第100回全国高校野球選手権記念大会第9日は13日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦3試合が行われ、群馬代表の前橋育英は近江(滋賀)に3―4で惜敗した。

 エースの恩田慧吾は選抜大会準優勝の智弁和歌山(和歌山)に打ち勝った強力打線を相手に要所を締める投球を続けたが、同点の九回無死満塁でサヨナラ打を浴びた。

 打線は1点を追う二回に8番恩田の2点中前打と9番笹沢大和のスクイズで3点を奪って逆転。四回に継投した左腕を捉えきれず追加点を挙げられなかった。

 荒井直樹監督は「恩田が粘り強く投げ、みんな勇気を持ってプレーできた。良い守備もあったが、イージーミスが痛かった」と振り返った。

 球場では約3万8000人の観客が一進一退の攻防を見守った。一塁側アルプススタンドに500人以上の育英関係者が駆け付け、最後まで大きな声援を送った。

◎最後まで勝利信じて…

 13日に行われた第100回全国高校野球選手権記念大会2回戦で、群馬の前橋育英は近江(滋賀)に3―4で惜敗した。2年連続の3回戦進出はならなかったが、学校関係者や保護者ら約500人の応援団は最後まで勝利を信じて声を出し続け、熱戦を繰り広げた選手をたたえた。

 初回に先制を許すが、二回に恩田慧吾選手の適時打、笹沢大和選手のスクイズで3点を奪って逆転すると、スタンドは歓声に包まれた。サッカー部主将の若月輝さん(18)は「恩田選手とは同じクラスで隣の席。初戦に続いて、いいピッチングをしてほしい」と期待した。

 六回に2点を取られ同点に追い付かれた。ダンス部の奥深山愛さん(15)は「チアの大会で来られない上級生の分も応援する。勝ってほしい」と力を込めた。

 終盤は互いに好機を生かせず試合は九回裏。無死満塁から決勝点を奪われ、力尽きた。北原翔主将の父、祐司さん(50)=榛東村=は「強いチームの下の代で、まとめることは大変だったと思う。お疲れさまと声を掛けたい」と、最後までチームを引っ張った息子をねぎらった。

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