体罰認め部長解任 桐一野球部の暴力、暴言問題

 桐生第一高野球部で、部長やコーチによる部員への暴力、暴言があったと複数の保護者が指摘している問題で、同校は22日、30代の部長による体罰があったことを認め、21日付でこの部長を解任したと発表した。30代のコーチによる暴言とも受け取れる発言については、前後の指導状況から暴言には当たらないとしたが、味戸克之校長が注意し、指導を自粛させている。25日の野球部の定例保護者会で経過を報告した後、処分を決める。

 同校によると、野球部関係者以外の教員が18~20日、1、2年の全部員62人にアンケートを実施し、一部の部員には面談で聞き取りをしたところ、複数の部員が部長の体罰を指摘した。部長は6月17日の他校との練習試合で、部員2人の顎をつかんだり、ユニホームの肩や胸をつかんで引っ張るなどの体罰行為を認めた。

 同校は21日、群馬県高野連に報告し、味戸校長と部長が該当部員に謝罪。25日の保護者会では味戸校長が謝罪し、経過を報告する。

 同校は今後、全教職員を対象にしたハラスメント防止研修の導入や、生徒や保護者が教職員との関係の悩みを相談できる窓口の設置を検討している。味戸校長は「全教職員で団結し、二度と同じような事態が起こらないように努める」とコメントした。

 同校野球部は秋季関東地区高校野球大会県予選への出場を予定している。

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