前橋育英4強ならず 山梨学院にコールド負け 秋季関東高校野球
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前橋育英-山梨学院 山梨学院に7回コールド負けし、肩を落とす前橋育英の選手=山梨・山日YBS球場

 【甲府=関口和弘、吉野友淳】第71回秋季関東地区高校野球大会は22日、甲府市の小瀬スポーツ公園山日YBS球場で3試合を行い、群馬1位の前橋育英は準々決勝で山梨学院(山梨2位)に1―9の七回コールドで敗れた。来春の選抜大会出場が有力となる4強入りはならなかった。

  ▽準々決勝
 前橋育英
  010 000 0―1
  220 320 ×―9
 山梨学院
 (七回コールド)


 ○…前橋育英は相手の左投手2人の前に6安打。先制された直後の二回に岡部の適時二塁打で1点を返したが、以降は三回無死一、二塁、六回2死一、二塁と好機を逃した。走塁やバントのミスもあり、流れを引き寄せられなかった。

 先発梶塚は初回に先頭打者からの3連打などで2失点。四回には2点本塁打を含む長打3本を喫してこの回途中までに7失点、試合をつくれなかった。

◎らしくないミス連発 この負けを次に

 試合後の応援団へのあいさつ後、前橋育英ナインはしばらく顔を上げることができなかった。公式戦では2014年春の県大会以来のコールド負け。県予選を圧倒し、自信を持って甲府の地へ乗り込んだが、投打で山梨学院の力に屈した。

 先発梶塚彪雅は四回途中までに9安打を浴び7失点。「調子は悪くなかった。完全な力負け」と目を赤くした。1回戦の作新学院(栃木)との試合で打球を脚に受けた影響で、準々決勝前日は満足な調整ができなかった。「万全ではなかったが、いけるところまで」(荒井直樹監督)とエースに託したが、相手打線に序盤から外角の球を狙われ、苦しい投球となった。

 追う展開となり、攻撃にも焦りが出た。二回に岡部潤平が適時二塁打を放ち1点を返したが、三、四回にけん制死、送りバント失敗など育英らしからぬミスを連発した。丸山大河主将は「1点ずつ取っていこうと声掛けはしていたが、ミスで自分たちを苦しくしてしまった」と振り返った。

 選抜出場は非常に厳しくなった。丸山主将は「この悔しさを忘れずに、夏に向けてレベルアップしたい」と声を絞り出した。もう一度「凡事徹底」を見つめ直し、この負けを次につなげる。(吉野友淳)

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