ペガサス主砲 カラバイヨが引退 2度の独立リーグ日本一貢献
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主砲としてペガサス打線をけん引したカラバイヨ=2018年4月7日、上毛新聞敷島

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは25日、フランシスコ・カラバイヨ外野手(35)が退団すると発表した。圧倒的な破壊力の打撃で5度のMVPに輝き、若手選手の手本だった主砲が現役を退く決断をした。

◎MVPとベストナイン 5度受賞

 球団によると、今後はアメリカで自動車ディーラーの仕事をしながら少年野球のコーチをする。カラバイヨは「まだ野球をやりたかったが、アメリカで仕事を頂き、家族と一緒に過ごしたいこともあり決断した。またいつか群馬に戻りたい」とコメントした。

 「フランキー」のあだ名で選手やファンに親しまれた。BCリーグ通算成績は368試合出場、497安打、151本塁打、420打点。打率は3割6分4厘。リーグシーズンMVPとベストナインをともに5度受賞している。

 2010年に加入、シーズン途中にNPBのオリックスへ移籍し、球団初のNPB入り選手となった。13年にペガサスに復帰、翌年はリーグ初の30本塁打を達成し三冠王に輝いた。

 15年に再びオリックスに移籍し、16年にペガサスに戻ると「ミスターペガサス」井野口祐介(桐生商高出身)と超強力打線を形成。リーグトップの打点、本塁打数を稼ぎ、チームを初の独立リーグ日本一へ導いた。2度目のチーム日本一に輝いた昨シーズンも、ともにリーグトップの27本塁打、86打点を挙げた。

 兼任コーチとしても貢献した。オフに若手とともにアメリカでトレーニングすることもあった。2度の日本一を一緒に経験した平野謙監督は「全力でプレーし、選手に手本を示してくれた。非常に大きい存在だった」と感謝した。

 球団はカラバイヨの背番号「42」を永久欠番にすることを決めた。糸井丈之会長は「大変な貢献をしてもらい、地域とともに感謝している。日本で学んだことを仕事や少年の野球指導に生かし、米国でも立派にやってくれると信じている。機会があれば群馬で温かく迎えたい」と語った。

◎新外国人ポロとセリス加入 今季主将は大橋

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは25日、ラファエル・ポロ内野手(背番号13)とジョニー・セリス内野手(背番号99)が加入し、ヘンリー・センテノ投手が退団すると発表した。今季主将は大橋諒介内野手に決定した。

 ポロはドミニカ共和国出身の25歳。東北楽天ゴールデンイーグルスで4カ月半プレーし、ファームで22試合に出場。1本塁打、3打点で打率は2割2分7厘だった。その後は独立リーグの愛媛と信濃で活躍した。右投げ右打ち。188センチ、75キロ。

 セリスはベネズエラ出身の31歳。独立リーグの富山などを経て昨季は滋賀に所属していた。右投げ左打ち。185センチ、105キロ。

 新主将の大橋は「まだどこのチームも達成できていない日本一の2連覇を達成すべく、チーム全員で必死に戦う」とコメントした。

 チームはオープン戦日程に関して、3月30日午後1時から、長野県佐久市で千曲川硬式野球クラブと対戦すると発表した。

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