ペガサス接戦制す マスコミ3社マッチ 試合前に子ども達と交流
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
接戦制し、首位栃木に勝利したペガサスの選手たち
群馬―栃木 1回裏群馬1死一、二塁、速水がポロをかえす先制の中前打を放つ=高崎城南
群馬―栃木戦の前に行われた、ふれあいキャッチボール=高崎城南

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサス―栃木ゴールデンブレーブス戦が2日、上毛新聞社と群馬テレビ、エフエム群馬共催の「群馬マスコミ3社マッチ2019」として、高崎市の城南球場で行われ、群馬が3―1で接戦を制し、スタンドのファンに勝利を届けた。

 選手と子どもたちが交流した「ふれあいキャッチボール」、子どもたちによる始球式、サイン入りバットなど球団グッズが当たる大抽選会も行われた。

◎好機逃さず 首位攻防戦制す
 高崎城南球場で2日行われた野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサス―栃木戦「群馬マスコミ3社マッチ2019」は、群馬が3―1で首位攻防戦を制した。後期12勝6敗2分けで東地区2位。首位栃木に0.5ゲーム差と詰め寄った。次戦は3日、太田市運動公園野球場で茨城と対戦する。

 群馬-栃木5回戦(2日・群馬2勝1敗2分け、13時2分、高崎城南、623人)

栃木ゴールデンブレーブス
000 001 000―1
100 001 01×―3
群馬ダイヤモンドペガサス


▽勝 南21試合3勝1S
▽S ラミレス6試合1勝1S
▽敗 斎藤14試合7勝5敗

 前々日のホーム戦が降雨ノーゲームとなった群馬。1日置いた試合で投打がかみ合った。平日デーゲームにもかかわらず、マスコミ3社マッチに足を運んだ地元ファンの前で首位栃木に肉薄した。

 前々日、「幻の本塁打」を放った速水隆成(桐生第一高出身)と三塁打2本を打っていた青木颯が鬱憤うっぷんを晴らした。速水は初回、「初球から狙えた」と積極的なスイングで二塁手頭上を越す先制中前打。2安打2得点と活躍したスイッチヒッター青木は「およそ2カ月ぶりに左打席で左投手から打てた」と自信を付けた。

 後期初先発の南拓真は五回まで1安打と栃木を封じ込んだ。「暑過ぎて力が抜けたのが良かった」と猛暑を味方に付けた3勝目を喜んだ。

 この半月間は負け試合が目立っていた。平野謙監督は「気力負けしないように臨んだ」と暑さとの戦いを振り返る。鹿沼柊汰(前橋商高出身)やポロが負傷している影響でチーム状態が良くない中、途中出場の笠井聖寿がダイビングキャッチで守備に貢献するなど主力選手以外も働いた。後期も正念場。平野監督は「(栃木に)離されず、優勝を狙う」と、4年連続の東地区前後期制覇を誓った。
(田中憲一)

◎南3勝 首位栃木に0.5差
 群馬は後半の好機を生かして得点、継投策で栃木を抑えた。追い付かれた直後の六回、青木の二塁打と2四球で1死満塁とし、富田の左犠飛で勝ち越し。八回は青木、井野口の長短打に続き、速水が右犠飛を放った。

 先発南は打たせて取る投球で7回を5安打1失点。2番手のラミレスが残る2回を無失点で締めた。

◎BC後期勝敗表 ▽東地区(2日現在)
    試合 勝 敗 分 勝率 差
(1)栃木  20 12 5 3 .706 -
(2)群馬  20 12 6 2 .667 0.5
(3)新潟  18 10 7 1 .588 1.5
(4)武蔵  19 6 11 2 .353 4.0
(5)福島  17 4 11 2 .267 1.0
(6)茨城  17 3 13 1 .188 1.5

◎選手と楽しく交流
 上毛新聞社など県内マスコミ3社が共催した2日の野球のルートインBCリーグ群馬―栃木戦のスペシャルマッチでは、さまざまなイベントが行われ、試合を彩った。夏休み中の子どもたちも訪れ、選手との交流を楽しんだ。

■選手の送球や捕球に熱視線 ふれあいキャッチボール
 ペガサスの選手と交流する「ふれあいキャッチボール」では、子どもたち約20人が選手の送球や捕球の技術に目を見張った。将来は捕手志望という高崎金古小2年、相見優之介君は「ボールを素手で捕って見本を見せてくれた。すごい」と驚いた。

 同6年の内野手、林慎之助君はハイレベルな捕球を学ぼうと、試合も熱心に観戦。「中学で内野手を続けたいので、速い打球を余裕で取れる理由が知りたい」と話した。

■三浦君が最速の78キロ スピードガン挑戦
 スピードガンを使った球速競争に小学生6人が挑戦し、神奈川・新宿小4年の三浦泰心君が最速の78キロをマークした。将来の夢はプロ野球選手で「球速をもっと出したかった」と妥協しなかった。

 高崎に祖母が住み、夏休みを利用してペガサスの応援に駆け付けた。「ホームで圧勝するところを見せてほしい」と目を輝かせた。

■始球式の3組 力強い投球
 始球式は、公募で選ばれた高崎西部小5年の投手・新森優羽君と6年の捕手・堀口礼君のバッテリーなど3組が一斉に力強い投球をし、大きな拍手が送られた。新森君は「ふれあいキャッチボール」でペガサスの田代大輝投手に直球の正しい握り方を教わり、気合が入っていた。

 「ちょっと滑って焦ったけれど、次にやる機会があったらばっちり決めたい」と新森君。堀口君は本塁打、打点の2部門でリーグトップを独走するポロに注目しており、「何でもできてすごい。中学で続けるので参考にしたい」と話した。

■共催の3社長がファンへあいさつ
 試合に先立ち、共催3社の社長がファンに向けてあいさつした。上毛新聞社の内山充社長は「ペガサスは勢いに乗ってここも勝ち、首位とのゲーム差を縮めて。もうすぐ逆転だ」と激励した。

 群馬テレビの武井和夫社長は「暑さに負けず応援しよう。ペガサス頑張れ」と声を張り上げ、エフエム群馬の塚越正弘社長は「子どもたちに素晴らしいプレーを見せてほしい」と期待した。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事