ペガサス連敗で4連覇の夢散る BCリーグ東地区 栃木が制す
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栃木―群馬ダイヤモンドペガサス 2回、マウンドに集まる先発センテノ(右から2人目)らペガサスナイン=栃木・小山運動公園

 【栃木=田中憲一】野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの東地区年間王者を決めるプレーオフ地区チャンピオンシップ(CS、2戦先勝方式)の第2戦が15日、栃木県小山市運動公園野球場で行われ、群馬ダイヤモンドペガサスは9―16で敗れて2連敗し、CS敗退で東地区4連覇を逃し、今季の戦いを終えた。東地区優勝の栃木は西地区優勝の信濃とのBCリーグチャンピオンシップ(3戦先勝方式)に進んだ。

 ◆東地区チャンピオンシップ第2戦(15日・栃木2勝、13時、小山市運動公園、1832人)
群馬ダイヤモンドペガサス(前期優勝)
000 241 002―9
040 225 30×―16
栃木ゴールデンブレーブス(後期優勝)
▽勝 秋山1試合1勝
▽敗 南1試合1敗
▽本塁打 申勝元1号(1)、西岡1号(2)、山崎1号(2)(以上栃)ポロ1号(2)、速水1号(1)(以上群)
▽二塁打 原田、ルーカス
▽試合時間 3時間57分
(栃木は地区優勝)


 ○…群馬は栃木の猛攻を抑えることができず、大量失点した。先発センテノが本塁打の後に四球で走者をためて適時打を浴びるなどして6失点。継投の5投手も計17安打の栃木打線を食い止められなかった。

 打線は四回の大堀の2点適時打、五回のポロ、速水の連続本塁打などで一時は同点とした。九回も笠井の2点打で追いすがったが及ばなかった。

◎投手陣崩壊 失点重ねる…ペガサス
 主戦トーレス不在はあまりにも大きかった。最多勝の青柳正輝(伊勢崎清明高出身)で初戦を落とした群馬が先発に立てたのは、復帰入団したばかりのセンテノ。140キロ台後半の速球で攻めたがボール先行に苦しみ、4回6失点。平野謙監督は「(投手を)変えざるを得なかった」と苦しかった試合展開を振り返った。

 五回以降は投手5人をつぎ込んだが失点を重ねた。レギュラーシーズンを含め今季ワーストの16失点。指揮官もどうすることもできなかった。

 五回にポロ、速水隆成(桐生第一高出身)の連続本塁打で同点とするなど強力打線の一端は見せたが、勢いに乗る栃木打線と盛り上がる応援団にのまれ、独立リーグ2年連続日本一の夢はあっけなくついえた。

 平野監督は一度追い付いてからの大量失点に「完全な負けパターン」と肩を落とし、チャンピオンシップ2連敗は「力の差」と栃木との実力差を認めた。主将の大橋諒介は「チームをまとめ切れなかった」と悔やんだ。

 けが人続出で後期終盤に失速したが、それだけで不本意に終わったシーズンを語るわけにはいかない。平野監督は「前期終盤に11連勝した時の雰囲気がシーズン通して続くようにしなければ」。気迫を前面に押し出して戦う必要性を強調した。(田中憲一)

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