ペガサス 引き分けで独立リーグ制覇はお預け GCS第3戦
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群馬-香川 8回裏群馬2死三塁、藤井が李をかえす同点の左前適時打を放つ=前橋市民

 野球の独立リーグ日本一を決めるグランドチャンピオンシップ(GCS、3戦先勝)の第3戦が13日、前橋市民球場で行われた。敵地で2連勝し、王手をかけていたBCリーグ王者の群馬ダイヤモンドペガサスは、延長十回、規定時間経過により6―6で四国アイランドリーグplus覇者の香川オリーブガイナーズと引き分けた。対戦成績は2勝1分けとなり、優勝の行方は次戦以降に持ち越された。第4戦は14日午後6時から、同球場で行われる。

  ◆グランドチャンピオンシップ第3戦(13日・群馬2勝1分け、18時、前橋市民、989人)
 香川オリーブガイナーズ(四国IL)
  100 201 020 0―6
  120 200 010 0―6
 群馬ダイヤモンドペガサス(BCL)
 (延長十回規定により引き分け)
 ▽本塁打 青木1号(1)(群)


 ○…ペガサスが終盤に粘りをみせて引き分けに持ち込んだ。1点を追う八回に李の四球を足場に2死三塁とし、藤井の適時打で同点に追い付いた。初回に青木の先頭打者本塁打、四回はカラバイヨの2点適時打で得点を挙げて主導権を握るも、八回途中に登板した南が逆転の二塁打を浴びた。

 九回から登板した荻野がしっかり抑えて流れを呼び込んだが、延長十回のサヨナラ機を生かせなかった。

◎「明日もっと打つ」…ペガサス

 あと1勝まで迫った日本一の座を手に入れるのは、簡単ではなかった。平野謙監督は「(後がないと)開き直った香川相手に、完全に受けに回ってしまった」と、苦い表情で振り返った。

 1点リードで迎えた八回2死二、三塁のピンチで3番手南拓真の甘く入ったスライダーが捉えられた。痛烈な打球は、外野の頭を越える逆転の2点打。痛恨の一打を浴びた南は「今日のゲームはあの一球のせい。あそこを抑えて流れを持って来たかった」とうつむいた。

 群馬打線も意地を見せた。1点を先制された初回は、1番青木颯が「打った感触は完璧だった」という先頭打者本塁打で同点。四回はカラバイヨの2点打で勝ち越した。最後は藤井一輝主将が黒星を帳消しにする意地の一打。逆転を許した八回2死三塁で打席に立つと「香川での2戦では、投手に助けてもらったので、何が何でも打ちたかった」と、同点の左前適時打を放った。

 「明日はもっと打って投手を楽にしたい。BCリーグの方が力があると見せつけたい」と主将。日本一の座は、BCリーグ王者として譲れない。(桜井俊大)

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