ザスパ 滑り出し上場 Jチームと今季初実戦 沼津に勝利
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群馬-沼津 2得点を挙げ、好調ぶりをアピールしたFW高沢=静岡県沼津市・愛鷹広域公園スポーツ広場
試合後、整列するザスパ

 【静岡=稲村勇輝】サッカーJ3ザスパクサツ群馬は7日、静岡県沼津市の愛鷹広域公園スポーツ広場でJ3アスルクラロ沼津と練習試合(40分×3本)を行い、流通経大を卒業予定の新人FW高沢優也が2ゴールを挙げて2―0で勝利した。Jチームとの初の実戦で上々の滑りだしを見せた。

◎ピッチ広く使い隙突く システムの強み発揮

 ザスパは「ピッチを広く使うサッカー」で沼津の牙城を崩した。2得点とも効果的なサイドチェンジがきっかけ。前線から激しいプレッシャーをかける沼津に対し、チームはボールを素早く展開し、ピッチを広く使って攻め込むことを徹底し、勝利をつかんだ。

 ザスパは3―4―3の布陣。攻撃時は両ワイドアタッカーがサイドラインぎりぎりまでポジションを取り、一方のサイドがだめなら、ボランチを経由して逆サイドに展開した。このシステムはサイドで数的有利ができ、自由にボールを持てることが強み。そのメリットを存分に発揮した。

 先制点は2本目の40分。左サイドで起点をつくり、逆サイドに展開。フリーとなったFW岩田拓也がドリブルで仕掛け、シュートのこぼれ球をFW高沢優也が押し込んだ。

 3本目はボランチに入ったDF鈴木順也が長短のパスを織り交ぜ、攻撃のリズムを生んだ。10分、その鈴木が右サイドFW中村駿太へ展開。ドリブルで攻め込んだ中村からのクロスをMF加藤健人が頭で折り返し、中央で待ち構えた高沢が同じく頭で決めた。

 2得点を挙げた高沢は「課題が多く、完璧ではなかった。FWとして点を取ることに、これからもこだわりたい」と闘志を燃やした。

 好守備が光ったDF渡辺広大は「広くピッチを使うことで相手に隙が生まれ、そこを突ける。どこから攻め込むかよく話し合えれば、もっといい攻撃になる」と手応えを語った。

「まだ40パーセント」布啓一郎監督の話

 縦に速いプレスをかけてくる沼津に対し、ピッチの幅を取ってチャンスをつくることを狙った。状態はまだ40パーセントくらい。判断の質を高め、開幕時は100パーセントにする。

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