全員攻守で90分ハードに戦い抜く ザスパ あす秋田を迎え開幕戦
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開幕戦に意気込む窪田=コーエィ前橋フットボールセンター

 サッカーJ3は9日開幕、ザスパクサツ群馬は10日午後5時開始の初戦でホームの正田醤油スタジアム群馬(前橋市)に一昨年優勝の秋田を迎える。新戦力22人を補強、陣容は大きく様変わりし、新たな主将に今季加入のMF窪田良(27)が就いた。

【秋田戦の見どころ】

 ザスパクサツ群馬は開幕戦の相手、秋田に昨季2戦2勝。だが秋田は若手ら15人の加入で戦力が充実し、手ごわい。ホームで迎える開幕戦を白星で飾りたい。

 ザスパは昨季同様、堅守をベースとし、攻撃力強化にも取り組んだ。22人と新戦力が多い中、ミニキャンプやトレーニングマッチなどで実戦感覚と戦術の浸透を図ってきた。11人全員が攻撃や守備に関わる積極的なサッカーを展開したい。

 秋田は昨季8位。今季は前線にFW和田昌士、藤沼拓夢らを補強し、攻撃的サッカーを目指している。ザスパの布啓一郎監督は「秋田は補強に成功し、優勝する力のあるチーム」と警戒している。

◎プレーでチーム引っ張る存在に…窪田

 「J3優勝、J2昇格」を目標に、若さあふれるチームのかじ取り役を任された窪田に意気込みを聞いた。

―主将就任の経緯は。
 布(啓一郎)監督に「ベテランと若手のつなぎ役として、中堅に主将をお願いしようと思っている」と言われた。責任も感じているが、うれしいし、光栄という気持ち。

―主将の経験は。
 ユースや大学に加え、富山に完全移籍した年にやらせてもらった。慣れてはいるが、キャプテンマークを巻くと気持ちも引き締まるし、楽しみ。

―開幕戦では主将として先頭で入場することになる。
 僕自身、ポジションが確約されている訳ではない。誰が出るか分からない状況だが、逆に言えば誰が出てもいいサッカーができると思う。プレシーズンマッチから良い準備をして、良いチームに仕上がっている。競争でスタメンを勝ち取った11人がピッチに立ち、出られない選手の分まで良いプレーができるのではないかと思う。

―開幕戦で大事なことは。
 開幕戦に限らず、ハードワークして90分を戦い抜くことが一番大事。硬くなることもあるかと思うが、球際で競り勝ち、セカンドボールを拾い続ければ、まず負けることはない。チャンスをつくっていけば、勝利も見えてくる。秋田もハードワークしてくると思うし、熱い試合になるのではないか。

―秋田をどう見ているか。
 まだよく分からない部分もある。試合が始まってから、どんなシステムで、どういうサッカーをしてくるかに早く気付いて、ピッチの中で共有することが大事になる。

―チームの戦術は浸透しているか。
 練習試合の振り返りを通して、布監督から良い部分や悪い部分を指摘してもらっている。やりたいサッカーを共通理解できているし、形になっていると思う。

―理想の主将像は。
 口だけではなく、プレーで引っ張れる選手がいいかなと思う。チームの状況が悪いときに先頭に立って引っ張れる存在になりたい。甲府時代のDF山本英臣さんは多くを語らず、背中で語るタイプ。付いていきたいなと思う主将だった。

―サポーターに向けて。
 90分ハードワークできればサポーターに響くものがあるだろうし、その中で特徴を持った選手が融合すれば、心を動かすようなサッカーができるのではないかと思う。

 くぼた・りょう 1991年4月生まれ。東京都出身。東京ヴェルディユース―阪南大―徳島―富山―甲府。175センチ、65キロ。利き足は左。

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