ザスパ 失点相次ぎ惨敗 愛媛に2-4
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愛媛FC―ザスパクサツ群馬 2ー4で敗れ、肩を落とすザスパイレブン=愛媛・ニンジニアスタジアム

 【愛媛=椛沢基史】サッカー明治安田J2第41節は12日、松山市のニンジニアスタジアムなどで行われ、最下位が確定しているザスパクサツ群馬はアウェーで愛媛に2―4で敗れた。通算成績は5勝5分け31敗の勝ち点20。今季最終戦となる次節は19日午後4時から、ホームで今節にJ1昇格を決めた長崎と対戦する。

  ▽第41節(2)ニンスタ(愛媛2勝)
 

愛媛14勝8分け19敗(50) 4(1―0)2 ザスパ5勝5分け31敗(20)
               (3―2)
  ▽得点者
 【愛】西田2(5)河原(11)丹羽(7)
 【ザ】姜修一2(PK1)(9)
 ▽観衆 3198人


 ザスパは前半10分に先制を許すと、そこから防戦一方に。MF石田を投入した後半は一時持ち直し、MF岡庭が獲得したPKをFW姜修一カンスイルが決めて同点としたが、わずか2分後に勝ち越された。25分には途中投入のFW盛田が前線で起点となり、姜修一が再び同点ゴールを奪うも、今度は1分後に勝ち越され、終了間際の追加点でダメ押しされた。

◎無気力目立つ若手
 やはり今季のザスパは底が知れない。あと2試合しかないこの状況で、見る人に意地もプライドも感じさせない惨敗だ。先発した大卒4人はいずれも低調。助っ人DFのモチベーションもいかばかりか。スローガンの「前に向かって全力」が聞いてあきれる。

 最下位を象徴するような、無気力な失点を繰り返した。右サイドからの1点目はMF岡庭裕貴がちゅうちょした隙にフリーでクロスを上げられ、DF呂成海ヨソンヘがマンマークしていたFWにやすやすとかわされシュートを打たれた。

 同点直後の2点目はまた右サイドからクロスを上げられ、呂成海がマークを外した選手に決められた。3点目はMF出岡大輝がサイドから決定的なクロスを許し、4点目は中央突破の相手に中盤がプレスに行けず。翻弄ほんろう)されたGK牲川歩見が飛び出した無人のゴールに流し込まれた。

 「サポーターや中継を見てくれている人たち、ベンチ外の選手たちに申し訳ない」と話したのは、最後まで大声でチームを鼓舞し続けた34歳のDF坪内秀介。2得点した姜修一は「使ってくれている監督、コーチの期待に応えられず申し訳ない」とうなだれた。

 途中出場ながら競り合いで存在を示した41歳のFW盛田剛平は「一戦一戦が最後と思い、やっている」と悔しがった。失点に絡んだ選手たちに彼らほどの覚悟があれば…、と思わずにはいられない。

 「自分たちの立ち位置を勘違いしたようなプレーが出た」と振り返った森下仁志監督は「特に若い選手は『自分たちには来年がある』という気持ちがあるのかもしれない」とも。そこに今更気がつくようだから、チームはこの状態だ。もう救いようがない。

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