ザスパ 土壇場で逆転3-2 J3長野戦 マスコミ3社応援マッチ
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ザスパクサツ群馬-長野 試合終了間際、決勝ゴールを決めたザスパFW高沢(左から2人目)を祝福するDF渡辺ら=正田醤油スタジアム群馬
長野に逆転勝利し、サポーターと共に喜びを爆発させるザスパクサツ群馬の選手
ザスパクサツ群馬―長野 試合終了間際、クロスをザスパのFW高沢(左)が頭で合わせ決勝ゴールを決める=正田醤油スタジアム群馬

 上毛新聞社、群馬テレビ、エフエム群馬が協賛する「群馬マスコミ3社『躍動』応援マッチ」として、サッカー明治安田J3第21節のザスパクサツ群馬―長野戦が31日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で行われた。前節2位のザスパは試合終了間際の劇的ゴールで3―2と逆転勝ちし、首位に浮上した。今季最多の5467人が来場し、選手に熱い声援を送った。

 ザスパは前半終了間際、DF吉田将也のパスを受けたFW加藤潤也が落ち着いてシュートを決めて先制した。後半は攻勢を強めた長野に2点を奪われ、逆転を許した。その後、後半45分にFW高沢優也がPKを決めて同点とし、試合終了間際に再び高沢がヘディングで押し込み、勝ち越した。

 ザスパは通算11勝5敗5分けで勝ち点は38。次節は7日午後5時から、神奈川県の相模原ギオンスタジアムで相模原と対戦する。

◎4連勝で一気に首位に
 「群馬マスコミ3社『躍動』応援マッチ」として、31日に行われたサッカー明治安田J3第21節で、ザスパは長野に3―2で逆転勝利。4連勝とし、ついに首位までたどり着いた。ミスから逆転を許す展開だったが、不屈の攻撃で試合終了間際にFW高沢優也が決勝弾。この勢いのまま、チームはさらなる勝利を狙う。

 ▽第21節(2)正田醤油スタジアム群馬(ザスパ2勝)
ザスパ 11勝5分け5敗(38) 3(1―0)2 長野 6勝6分け9敗(24)
(2―2)
▽得点者【ザ】加藤(7)高沢2(PK1)(11)【野】内田(2)木村(1)
▽観衆 5467人


 ザスパが土壇場で大逆転した。前半は長野の堅守に苦戦したが、終了間際、DF吉田将のパスを受けたFW加藤がゴール右隅に決めて先制。

 後半はミスなどで2点を奪われたが、45分にDF田村が獲得したPKをFW高沢が決めて同点。4分後、再び高沢が右クロスに頭で合わせて決勝点を奪った。

◎気合でねじ込みスタジアム興奮
 今季のザスパはひと味違う。後半37分に逆転を許し、このまま試合終了かと思われた。だが、昇格への執念が逆転劇となって表れた。「選手が一歩を踏み出してくれた。チームの力が少しずつ上がってきた」と布啓一郎監督。劇的な首位浮上に、スタジアムは興奮に包まれた。

 またもこの男が試合を決めた。2試合連続ゴール中のFW高沢優也が、PKを含む2ゴール。1点目はDF田村友がコーナーキックで倒されて得たPKを決めて同点。窮地に立たされたチームを奮い立たせた。

 同点から4分後、今度は高沢と同期入団のDF吉田将也がニアサイドにクロスを送り、飛び込んだ高沢がゴールネットを揺らした。「FWの自分が何とかしなければと思った。気合でねじ込んだ」と振り返った。

 結果にひときわ胸をなで下ろしたのはゲーム主将を務めたDF渡辺広大だろう。守備の要だが、逆転を許した2点目は渡辺のクリアミスがきっかけ。「若手が頑張ってくれた。感謝しかない」と試合終了後は目を赤くした。

 4連勝と勢いは止まらない。ただ、上位陣の勝ち点差はごくわずか。一つの負けで順位を大きく落とす可能性もある。高沢は「まだ10節以上ある。首位に立ったことは意識せずにやりたい」と先を見据えた。(落合琢磨)

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