ザスパ クラブ初の5連勝 J3相模原にヒヤヒヤ1-0
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相模原―ザスパクサツ群馬 前半、自陣ゴール前で懸命に守るザスパのDF渡辺(左から2人目)=神奈川・相模原ギオンスタジアム

 【神奈川=落合琢磨、和泉皓也】サッカー明治安田J3は7日、神奈川県の相模原ギオンスタジアムなどで第22節第1日を行い、ザスパクサツ群馬(前節1位)は相模原(同13位)と対戦し、1―0で勝利した。通算成績は12勝5敗5分けで、首位を維持。同一シーズン内でクラブ初の5連勝を果たした。次節は14日午後5時から、東京都の味の素フィールド西が丘でFC東京U―23と対戦する。

▽第22節(2)ギオンス(ザスパ2勝)
ザスパ 12勝5分け5敗(41) 1(1―0)0 相模原 7勝5分け10敗(26)
(0―0)
▽得点者【ザ】青木翔(PK)(9)
▽観衆 3160人


 ザスパが辛くも逃げ切った。前半14分、相手ペナルティーエリアに進入したDF吉田将が倒されて得たPKを、FW青木翔が決めて先制。1点リードで折り返した。

 後半は相手に長所を消され、主導権を握られる時間が多かった。MF後藤やDF磐瀬が惜しいシュートを放ち、追加点はならなかったが無失点で終えた。

◎辛くも首位死守 攻撃に課題残す
 試合後にスタジアム上空へ打ち上がった花火のような、ゴールラッシュとは行かなかった。前半のPKが決勝点となり、後半は相手の猛攻をしのぎ切るのがやっと。前節にたどり着いた首位の座は死守したものの、課題も残った。

 序盤は前線が巧みなパスワークで連動し、流れるように相手陣へ迫った。PKはペナルティーエリア内でFW加藤潤也が相手を背負いながら落とした球に、「中が手薄になって空く」と読んでいたDF吉田将也が突入したことがきっかけ。相手MF稲本潤一がたまらず足を出し、ファウルを犯した。FW青木翔大が冷静に蹴り込み、4試合ぶりのゴールを奪った。

 幸先よく先制したものの、その後はザスパの強みである青木翔や吉田将の右サイドを封じられた。司令塔の加藤はマンマーク気味に圧力をかけられ、自由な動きを取りにくくなった。加藤は「もう少し効果的なプレーができたかもしれない」と反省を口にした。

 今節は上位陣が軒並み勝利。ザスパを含め、3チームが勝ち点41で並び、激しい競り合いが続く。「今日は課題もあったが、引き離されなかったことが収穫」と布啓一郎監督。残すは12試合。1試合も落としたくない。(落合琢磨)

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