「ありがとう」「よくやった」 ザスパ J2復帰に歓喜広がる
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ザスパクサツ群馬が2点目のゴールを決めた瞬間、歓声を上げるパブリックビューイングの来場者=正田醤油スタジアム群馬

 サッカー明治安田J3ザスパクサツ群馬が福島との最終戦を制してJ2復帰を決めた8日、福島市のとうほう・みんなのスタジアムに歓喜の「草津節」が響いた。パブリックビューイング(PV)が行われた前橋市敷島町の正田醤油スタジアム群馬でもサポーターが喜びを分かち合い、チームを「ありがとう」「よくやった」とねぎらった。

◎草津節響く 現地スタジアム

 試合前のみんなのスタジアムでは、開門を待つザスパサポーターが長蛇の列。午前5時に藤岡市の自宅を出発した宮原秀樹さん(47)は「最後にみんなで笑えるよう、精いっぱい応援する」と気合を入れた。

 ザスパ側スタンドは上段まで埋まり、熱のこもった声援を送った。拮抗(きっこう)した前半、二戸康之さん(43)=前橋市=は「積極的に攻めているし、勝てる」と期待。福田あや子さん(43)=高崎市=は「降格してつらかった。またJ2のザスパが見たい」と祈った。

 後半3分、DF渡辺広大選手のシュートで先制。渡辺選手のファンというみどり笠懸小2年の舟山秀汰君は「かっこいいシュートでうれしい」と笑顔を見せた。

 2―1で勝利し、復帰を決めると、選手らとサポーターが一緒に「草津節」を響かせた。湯もみ衣装で応援した小柴有佳さん(47)=前橋市=は「いつも厳しい布監督の笑顔が見られてよかった」と涙ぐんだ。

 ザスパをイメージした黄色と青色の紙テープも宙を舞った。コールリーダーの近藤淳さん(26)=伊勢崎市=は「共に戦ってくれてありがとう」と選手に呼び掛けた。JFL時代から応援する田村康弘さん(51)=高崎市=は「ここからがスタート」と激励した。

◎900人が祝福 PV会場

 正田醤油スタジアム群馬でのPVにはサポーター約900人が駆け付けた。

 先制すると観客は立ち上がって喜んだ。渋川古巻小6年の鈴木優太君は父の隆一郎さん(42)とガッツポーズし、「シーズン初めから見ている。本当にうれしい」と声を弾ませた。

 FW高沢優也選手が2点目を決めると、須永豊さん(45)=みどり市=は「けがから復帰した高沢選手がよく決めてくれた。涙が出そう」と話した。

 試合終了の笛が響くと、サポーターはクラッカーを鳴らして祝福。現地で草津節を歌う選手らに合わせて熱唱した。家族4人で訪れた共愛学園小3年の平野葵生君は「これでJ2に行ける」と飛び跳ねた。岡野恵美子さん(70)=前橋市=は「選手たちがよく走り続けた。J2でも頑張って」と涙をぬぐっていた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事