サッカーJ2 ザスパ連勝ならず 前指揮官・布氏率いる松本に0-2
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松本―ザスパクサツ群馬 前半14分、先制点を決められ、うなだれるザスパイレブン(白)=長野・サンプロアルウィン
後半、味方からのコーナーキックに反応するザスパのDF鈴木(中央後方)
前半、ピッチ上の選手に指示を送る松本の布監督(左)

 【長野=落合琢磨、和泉皓也】サッカー明治安田J2は19日、各地で第6節最終日を行い、ザスパクサツ群馬(前節21位)は長野県松本市のサンプロアルウィンで松本(同13位タイ)と対戦、0-2で敗れ、連勝はならなかった。通算成績は1勝5敗の勝ち点3、順位は21位のまま。次節は26日午後7時から、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で金沢(15位タイ)と対戦する。

 ▽第6節(1)サンアル

松本2勝3分け1敗(9) 2(1-0)0 ザスパ1勝5敗(3)
            (1-0)
▽得点者【松】塚川(2)杉本(1)
▽観衆 2815人


 ○…ザスパが力負けした。前半は14分にクリアミスから先制点を献上。FW林や進が惜しい反転シュートを放ったが、ゴールは割れず、0-1で折り返した。

 後半、起点となるFW大前やスピードのある選手を投入。しかし、後半17分に自陣で球を奪われ、2点目を失った。

◎好機に精度の差
 「少ない好機を仕留められた」。歯がゆい敗戦を、奥野僚右監督は淡々と振り返った。シュートは互いに計10本ずつ。前節で3点を奪った攻撃はFW林陵平やFW進昂平がターンから惜しいシュートを放つなど積極性を見せたが、ゴール前で精度の差が出た。

 守備の要だったDF渡辺広大主将が前節で顔面を負傷して欠場。代わりにDF鈴木順也が入り、岡村大八と共にプロ2年目の立正大コンビがセンターバックを務めた。鈴木は消極的なプレーもあったが、ロングボールを多用した相手に2人で優位に立った。

 だがミスと寄せの甘さを見逃さない松本の前に失点した。前半はクリアミスを直接シュートにつなげられ、2点目は一度はね返した球に寄せ切れず、一気にゴール前まで迫られた。敵地2連戦を含む3連戦の3戦目とあり、チーム全体に体の重さが見られた。鈴木は「違う守り方やブロックの敷き方などで意思疎通していければ良かった」と振り返った。

 若手の起用や攻撃陣の駒がそろい始め、連係も随所に改善が見られる。後半途中出場で昨年9月以来の復帰となったFW青木翔大は「次からはホーム連戦。良い準備をしていきたい」とサポーターの前で連勝を誓った。

◎まな弟子にエール 松本の布監督
 ザスパクサツ群馬で昨季まで2シーズン指揮を執った松本の布啓一郎監督が古巣と対戦した。チームをJ2復帰に導いた名将は、堅実な守備と素早い攻撃でザスパを寄せ付けなかった。

 MF田中稔也ら昨年指導した多くの若手選手が出場。先発したDF、MF陣3人について「(岡村)大八や(鈴木)順也も良くなったし、稔也も積極性が出た」と評価。試合後はザスパの若手と話し、「試合に出続けることが重要」とエールを送ったという。

 今季のザスパについて、経験値の高い選手が入ったことに注目。「慌てずに起点をつくり、攻撃のバリエーションが増えていることが昨年との違い」と分析した。

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