ザスパ 逆転負け 川上の先制実らず サッカーJ2 長崎に1-2
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渡ったボールに滑り込むも、合わせられず=正田醤油スタジアム群馬

 サッカー明治安田J2は8日、各地で第32節を行い、ザスパクサツ群馬(前節20位)は前橋市の正田醤油スタジアム群馬で長崎(同3位)と対戦、1-2で敗れた。通算成績は9勝20敗3分けで、勝ち点は30。順位は20位のまま。次節は11日午後7時から、石川県西部緑地公園陸上競技場で金沢(14位)と対戦する。

▽第32節(2)正田醤油スタジアム群馬(長崎2勝)
長崎 17勝9分け6敗(60) 2(1-1)1 ザスパ 9勝3分け20敗(30)
(1-0)
▽得点者【ザ】川上(1)【長】エジガルジュニオ2(3)
▽観衆 1305人


 ザスパが逆転負けした。前半13分、FW大前の左CKをDF川上が頭で合わせて先制。試合を優位に進めたが、同44分にゴール前の混戦で長崎のFWエジガルジュニオにシュートを許し、同点に追い付かれた。

 後半14分、再び長崎のエジガルジュニオにクロスを頭でねじ込まれて失点。ザスパは積極的に攻めて再三好機をつくるも、決めきれなかった。

◎相次ぐ好機 決定力欠く…ザスパ
 ザスパは3試合ぶりに先発した大卒ルーキーDF川上優樹のプロ初ゴールで先制するも、長崎のFWエジガルジュニオの2発で逆転負けを喫した。追加点のチャンスをつくりながら敗れ、J2上位争いをするチームとの決定力の差を見せつけられた。

 序盤は風下ながら善戦した。立ち上がりから敵陣に押し込むと、13分に左CKから先制。攻勢に出る長崎に対しても圧力をかけて、ボールを奪った。長崎の手倉森誠監督も「群馬のビルドアップ(攻撃の組み立て)の連係やプレッシングなど良い部分は分析済みだったが、手を焼かされた」と振り返った。

 両監督が勝負の分かれ目に挙げたのは、前半終了間際の1点。ペナルティーエリア手前の中央から長崎のMFが放ったシュートをザスパのDF川上がブロックしたが、こぼれ球を拾われた。再び川上が反応するも、「止めきれないところに自分の甘さがある」と失点。奥野僚右監督は「押し込まれた時間帯で我慢できれば、流れも変わっていた」と悔やんだ。

 コロナ禍での異例のシーズンも残り10試合。前々節の徳島や今節の長崎といった上位チームに善戦したことに、手応えはあるようだ。MF田中稔也は「攻撃は徐々に良くなっている。最後の決めきるところをもっと意識したい」。中2日の金沢戦で、5試合ぶりの勝利を狙う。(越谷奈都美)

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