ザスパ 3発で快勝 サッカーJ2 町田に3-0 集中力切らさず
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町田―ザスパクサツ群馬 前半35分、ザスパのFW林(右)がPKを決め、FW大前と抱き合って喜ぶ。左はMF加藤=東京・町田GIONスタジアム

 サッカー明治安田J2は29日、各地で第37節最終日を行い、ザスパクサツ群馬(前節20位)は東京都の町田GIONスタジアムで町田(同18位)と対戦、3-0で快勝した。通算成績は11勝23敗3分けで勝ち点36。順位は20位のまま。次戦は2日午後7時から、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で松本(16位)と対戦する。

▽第37節(2)Gスタ(1勝1敗)
ザスパ 11勝3分け23敗(36) 3(1―0)0 町田 9勝13分け15敗(40)
(2―0)
▽得点者【ザ】林(PK)(1)宮阪(2)大前(7)
▽観衆 1116人


 ○…前半は町田の時間帯が続くも、徐々にこぼれ球を回収してリズムをつくっていった。35分には敵陣ペナルティーエリア内でDF飯野が倒されてPKを獲得。FW林が決めて先制した。
 後半も町田の反撃を受けたが、切り替えの早さで対抗。30分にMF宮阪、4分後にFW大前が追加点。守備は集中を切らさず、無失点だった。

◎ミス逃さず得点 守備でも完封

 胸のすく快勝だった。相手のミスを見逃さず、18試合ぶりの3得点。前節から6人を入れ替えながら、守備でも完封と隙を見せなかった。奥野僚右監督は「一体感を伴った、攻守のプレーを表現してくれた」と満足そうだった。

 流れを決めたのは今季で引退を決めた34歳の一撃だった。前半、MF加藤潤也との連係で抜け出したDF飯野七聖が倒されてPKを獲得。「蹴らせてくれ」と球を持ったのがFW林陵平だった。古巣相手で、特徴も知っているGKと駆け引きし、正面へ豪快に蹴り込んだ。

 経験豊富なストライカー。だが、今節を迎えるまで30試合で無得点。「こんなに点が取れないことはなかったし、苦しかった」と振り返る。ゴール後、ベンチで多くの選手に囲まれ「最高。このためにプレーしているし、一緒に喜んでくれてうれしかった」と目尻を下げた。

 久しぶりの先発となった2人も結果を残した。6試合ぶりのMF宮阪政樹は豪快なミドル弾で2得点目、15試合ぶりのGK松原修平は無失点勝利に貢献。エースFW大前元紀も得点し、要所の役者が仕事をした格好だ。

 快勝も、「勝ち点50」の目標達成のためには一つの引き分けも許されない状況に変わりない。残すは5試合のみ。「良い終わりに向かう一歩になった」と松原。最後まで歩みを止めない。(落合琢磨)

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