《ザスパ期待の新戦力》心機一転誓う37歳 FW大久保哲哉
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ポストプレーと得点が期待される「ジャンボ」ことFW大久保
1対1の強さが魅力のGK松原

◎キングカズの情熱 胸に…大久保

 サッカーファンに「ジャンボ」と言えば、知らぬ人は少なかろう。エンターテイナーとしても知られる190センチの“タワー”が、新天地にザスパを選んだ。37歳はチーム最年長でも「今年は心機一転。いいトレーニングができている」と老け込む様子はない。

 簡単な決断ではなかったという移籍を前に、背中を押してくれた人がいた。「キングカズ」こと三浦知良だ。古巣のJ2横浜Cで練習をともにし、ことあるごとに「半端じゃない情熱」に触れてきたという。

 そのキングが「まだまだやれる。カテゴリーは関係ない」と送り出してくれた。「何としてもチームをJ2に上げる」。力強い言葉の先に、大きな背中を思い描く。

 チームをまとめ、引き締め、笑わせることができる存在だ。なかなか個人名を挙げない布啓一郎監督も「引っ張ってくれている」と感謝する。高さと経験、ユーモア。どれも頼もしい。

 【略歴】おおくぼ・てつや 1980年3月、神奈川県出身。神奈川横須賀高-駒大-横浜C-佐川急便東京SC-柏-福岡(期限付き移籍)-福岡-山形-横浜C-栃木(期限付き移籍)-横浜C。利き足は右。190センチ、81キロ。

◎全試合出場目指す GK松原修平

 リップサービスが常のプロレス好きということもあってか、コメントが小気味いい。「全試合出場を目指します」。同じポジションの常沢聡が同席した新加入会見では、ためらわず言い切った。

 加入発表の際には「ザスパに金の雨を降らせるレインメーカーになる」とも言った。考えなしに笑いを取ろうとしたわけではない。「外から見ていた時にマイナスイメージがあった。少しでも明るく、誰かの心に引っかかってくれれば、と」

 “宣戦布告”も覚悟あってのことだ。「ここで試合に出られなかったらJリーグでは試合に出られない。そういうつもりでここに来た」。気持ちはすでにレギュラー争いに向いている。

 気配りのできる25歳だが、岡山、讃岐ではベンチを温めることの方が多かった。出場機会を求めての移籍だ。布啓一郎監督には岡山で目をかけてもらった恩もある。1対1で負けないパワーを前向きにアピールする。

 【略歴】まつばら・しゅうへい 1992年8月、北海道出身。札幌ユース・U18-岡山-讃岐。利き足は右。183センチ、80キロ。

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