ザスパ tonan前橋と激闘 PK戦制す 県協会長杯サッカー
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
前半20分、ザスパクサツ群馬の永藤(25)が同点ゴールを決める=県営サッカー場
後半、ザスパのコーナーキックをクリアするtonan前橋

 第23回群馬県協会長杯サッカー大会(県サッカー協会主催)の決勝が12日、前橋市の県営サッカー場で開かれ、ザスパクサツ群馬(J3)がtonan前橋(関東2部)に勝利した。前後半を終えて1―1の同点、延長戦は点が入らず、PK戦を3―1でザスパが制した。ザスパは天皇杯の県代表となり、27日に同サッカー場で行われる1回戦で、東京都代表の駒沢大と対戦する。

  ▽天皇杯県代表決定戦

 ザスパ 1(1―1)1 tonan前橋
      (0―0)
       延 長
      (0―0)
      (0―0)
    (PK3―1)

  (群馬は16年連続16度目の出場)

◎FW永藤が同点弾GK常沢 好セーブ

 格上のザスパだが、前線からプレッシャーをかけるtonanの守備に苦戦した。延長を含めて110分間戦っても同点。PK戦の末に薄氷の勝利をつかんだ。

 先制点を奪われた後の前半20分、FW永藤歩が相手DFのボールを奪って同点に。「うれしかったが、もう1点、勝ち越しのゴールを狙っていた」と、試合終盤に脚がつって交代するまで前線で走り続けた。

 テンポ良くパスをつないで攻め込むも追加点が取れず迎えたPK戦。相手4人目のシュートをGK常沢聡が好セーブ。「チームメートから思いを託され、強い気持ちで守った。止められてよかった」と喜んだ。

 「勝てたことが収穫」と布啓一郎監督。これで天皇杯の本県代表となり、勝ち進めばJ1、J2チームと対戦できる。「力を試せる大会。一戦一戦を全力で戦う」と話した。(稲村勇輝)

◎あと一歩まで追い詰める tonan前橋

 tonanは前線のFW山腰泰博、MF宮崎明浩を起点に、スピードのあるカウンターを展開。球際の強さでも劣らず、走り続けたことで、J3チームをあと一歩まで追い詰めた。

 先制点は前半17分、DF田中淳のロングスローからだった。最終ラインにいたDFマルコスが前線にするすると抜け出し、頭で合わせて得点。駆け寄る チームメートと抱き合って喜んだ。チームは後半、延長戦も運動量が落ちず、たびたびザスパゴールを脅かした。

 PK戦では4人目までのうち3人が外し準優勝に。それでもアマラオ監督は「選手たちの勝ちたいという意思を、最後まで感じられた」と満足そうだった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事