ザスパ 1点守りきり3位に浮上 福島に1-0
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
群馬―福島 前半41分、ゴールを決め、DF久木田(左)、FW大島(右)と喜ぶ群馬のMF高橋=正田醤油スタジアム群馬
仮装してスタジアムを盛り上げた子どもたち

 サッカー明治安田J3第28節でザスパクサツ群馬は21日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で福島ユナイテッドFCと対戦、1―0で勝ち、14勝8敗5分けとして4位から3位に浮上した。MF高橋駿太が2試合連続ゴールを挙げた。次節は3日午後6時から、アウェーで首位のFC琉球と対戦する。

 ▽第28節(2)正田醤油スタジアム群馬(1勝1敗)
 ザスパ 14勝5分け8敗(47) 1(1―0)0 福島 7勝12分け8敗(33)
                (0―0)
 ▽得点者【ザ】高橋(5)
 ▽観衆 4678人


 ザスパは福島に守り勝ち。前半41分、FW金城のクロスのセカンドボールを拾ったMF高橋が右足でゴールネットを揺らし先制。44分、一対一のピンチをつくられるもGK松原が防いだ。後半はポゼッションを得意とする福島にボールを握られる時間帯が続いたが、集中を切らさずに守り、今季11試合目の無失点で勝利を飾った。

◎高橋が2戦連発 沼津戦の悔しさバネに

 澄み渡る秋晴れの下、MF高橋駿太が2試合連続ゴールを決めた。前半41分、左サイドからのクロスのこぼれ球を待ち構え、右足一閃(いっせん)。「チーム全員で戦って決めたゴール。(昇格圏の)2位に上がれるように目の前の試合を一戦一戦戦いたい」と喜びを口にした。

 高橋を突き動かしたのは、引き分けた前節・沼津戦の悔しさだった。「勝たなければいけない試合で引き分けてしまった」。だからこそ今季2番目に多い観客が詰め掛けたスタジアムに「どうしても勝利を届けたかった」。鬱憤うっぷんを晴らすような、自信たっぷりのボレーシュートでサポーターを歓喜の渦に包み込んだ。

 勝利の鍵は「相手の時間を奪うこと」(布啓一郎監督)。序盤から細かくパスをつなぐ福島に対し、「割り切って戦えた」とMF風間宏希。ボールを「回させて」時間を浪費させた。

 流動的に動く福島の選手のマークの受け渡しを徹底。背後を狙われたり、バイタルエリアに進入される場面で「強い当たりで守れるよう意識していた」と主将のDF船津徹也は振り返る。ボールを保持されても声を掛け合い、開幕戦で敗れた福島に無失点ゲームで雪辱を果たした。

 残り5試合。他チームの結果も気になる時期だが、多くの選手が口にするように「目の前の一戦に集中するだけ」だ。未来は、信じて戦ったその先にある。(稲村勇輝)

◎窮地救うセーブ…GK松原

 ザスパGK松原修平がビッグセーブでチームの窮地を救った。前半44分。福島FWの強烈なシュートを体全体で止めるような気迫のブロック。「無失点で終わることが仕事。1点あれば守りきれることが証明できた」と誇らしげだった。

 「悪いことでも予測して戦うのがキーパーの役目」と話していた松原。先制点から3分後。味方が競り合いでかわされることを想定し、相手がトラップした瞬間、鋭く詰め寄りコースを狭めた。布啓一郎監督も「あの修平のセーブで勢いに乗れた」と高く評価した。

《昇れザスパ》かわいい魔女が応援 ハロウィーンで仮装

 サッカーJ3ザスパクサツ群馬が福島ユナイテッドFCと対戦した21日、会場となった前橋市の正田醤油スタジアム群馬でハロウィーンにちなんだイベントが行われた。子どもたちは魔女やキャラクターなどの姿で来場し、盛り上げた。

 場外ステージでは仮装の審査も行われた。前橋市の保育園児、白石佳那ちゃん(5)は、ザスパのマスコットキャラクター「湯友」のガールフレンドをイメージした仮装を披露し、最高の優秀賞に輝いた。MF小林竜樹選手のファンといい、選手のサイン入りユニホームを受け取り「スカートがポイント。仮装を何にしようかずっと考えてきたので、うれしい」と笑みを浮かべた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事