ザスパ 力負け J3首位の琉球に2-4 琉球は優勝決める
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琉球―群馬 前半、ドリブルで果敢に攻める群馬のFW山崎=沖縄・タピック県総ひやごんスタジアム

 サッカー明治安田J3第30節でザスパクサツ群馬は3日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアムで首位のFC琉球と対戦し、2―4で敗れた。14勝9敗5分けで勝ち点は47、順位は3位のまま。次節は11日午後7時半から、ホームの正田醤油スタジアム群馬で鳥取と対戦する。

 琉球は勝ち点を63として3試合を残し初のJ3優勝を決めた。初めてとなる来季のJ2昇格も決定した。

  ▽第30節(2)タピスタ(琉球2勝)
 琉球 19勝6分け4敗(63) 4(2―0)2 ザスパ 14勝5分け9敗(47)
               (2―2)
 ▽得点者【琉】中川2(15)和田(6)富樫(16)【ザ】山崎(1)風間(6)
 ▽観衆 7810人


 ザスパは力負け。開始直後の前半2分、セットプレーから琉球MF中川に決められ失点。リズムをつかめず、16分にはFW和田、後半4分にMF富樫に決められ、リードを広げられた。

 3点を追う後半16分、MF鈴木のクロスからFW山崎が加入後初得点。だが21分にカウンターからMF中川に4点目を献上。41分にMF風間のループシュートで1点を返すも及ばなかった。

◎後半2発も届かず…ザスパ

 ザスパは歓喜に沸く琉球の姿を見届けることしかできなかった。布啓一郎監督は「琉球は優勝に値するチーム。素晴らしい攻撃力を持ち、それを防げなかった」と相手をたたえた。力の差を見せつけられての完敗だった。

 J2昇格への執念か。ホームの大声援を受けて序盤から勢いのあった琉球に対し、ザスパはリズムをつかめなかった。琉球の流れるようなパスワークと縦への推進力に圧倒され、自慢の堅守が崩壊した。

 前に出るしかない後半、ようやくザスパらしいサイドから切り崩す攻撃の組み立てができるように。途中出場のMF鈴木崇文のクロスからFW山崎雅人が巧みに合わせて加入後初ゴール。試合終盤にMF風間宏希の芸術的なループシュートで意地をみせた。

 勝てば2位だったが、簡単には昇格圏に入れない。布監督は「ここが踏ん張りどころ。切り替えて次に向かいたい」と前を向いた。最後に笑うためにも、残り4試合、勝ち続けるしかない。(稲村勇輝)

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