Bリーグ全試合を中止 2部のクレインサンダーズ 自力昇格が消滅
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 バスケットボール男子のBリーグは27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今季の残りのレギュラーシーズンや年間王者を決めるチャンピオンシップ、1部(B1)と2部(B2)の入れ替え戦など残り全試合を中止すると発表した。今季優勝チームはなく、B2の群馬クレインサンダーズは東地区2位(34勝13敗)、全体4位が確定した。B2からの昇格は、今後B1ライセンスを取得できたチームのうち勝率上位2チームとなり、群馬の昇格は厳しくなった。

 群馬はリーグ戦の中断前まで9連勝で首位仙台に1ゲーム差に迫り、上位8チームによるプレーオフ進出を決めていたが、自力昇格の道が断たれた。平岡富士貴ヘッドコーチは「世の流れを考えたら中止は妥当な判断。ただ(地区優勝の)チャンスがなくなってしまった」と悔しさをにじませた。佐藤文哉主将は「終盤にかけていいチームになれたと実感していたが不完全燃焼で終わってしまった。仕方がないという思いもあり、複雑な気持ち」と無念さを口にした。

 B1からB2への降格はない。2020~21年シーズンはB1は2チーム増の20チーム、B2は2チーム減の16チームで争う。

 今季B2全体の1位は信州(中地区1位)2位は広島(西地区1位)3位は仙台(東地区1位)となった。4月の審査で信州と広島にB1ライセンスが与えられれば、この2チームの昇格が確定する。

 群馬は今季得られなかったB1ライセンスを来季は得られる公算で、プレーオフで上位に入っての昇格を狙っていた。北川裕崇社長は「非常に残念。ただ選手やクラブ、ファンの健康を最優先にすれば仕方がない」と苦しい胸の内を明かした。

 ウェブ上で記者会見した大河正明チェアマンは「情勢は日に日に悪くなっている。選手やコーチ、クラブ関係者の心身の健康を最優先した」と説明した。Bリーグは新型コロナの影響でリーグ戦を約2週間中断。14日に無観客で再開したが選手らの発熱で再度中断し、4月4日からの再開を目指していた。

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