サンダーズ あすから後半戦 Bリーグ2部 攻撃力で首位独走だ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
B2最多記録の26連勝中と波に乗るサンダーズ

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)はリーグ戦60試合の半分を消化し、群馬クレインサンダーズは28勝2敗(B2最多26連勝中)の東地区首位で折り返した。後半戦は序盤に西地区上位チームと当たり、終盤にかけて同じ東地区のライバルと再びぶつかる。平岡富士貴ヘッドコーチ(HC)は「前半戦を終えてどのチームも成熟度を高めて研究してくる。ここからが本当の戦い」と気を引き締める。

 前半戦で目立ったのは攻撃力。総得点はB2トップの2686点。速さがあるSFトレイ・ジョーンズがボールを動かして攻撃のテンポを上げている。日本人シューター陣は調子の波があったが、SG山崎稜は3点シュート成功率45.7%でB2トップに立つ。

 守備はシーズン前半、意思疎通に苦しんだが、徐々に強度が増している。ローテーションに加え、状況に応じて陣形を変える「チェンジングディフェンス」が、ゾーンを使いながらうまくいっている。PG笠井康平が前線からボールマンに圧力をかけ続けるのも失点を抑える鍵の一つだ。

 接戦で勝ちきる勝負強さも目を引く。延長戦が2回、3点差以内の試合が2回あった。

 ここで大きかったのがベテランPFマイケル・パーカーの存在。茨城との4回戦(11月)では延長の5分間に8得点3リバウンドで勝利に貢献した。リーグ戦を通じ、1試合平均のスチール数がB2首位の2本、リバウンド数は9.2本で8位につける。独特の嗅覚を持ち、速攻からの豪快なダンクシュートは最も盛り上がる場面の一つだ。

 一方、日本人選手のプレー時間が偏っているのが悩みどころ。特別指定契約でSG杉本天昇が合流し、チーム内の競争は一段と激しくなっている。これが全体の底上げに向き、一人一人の活躍につながるか。

 守備の遂行力など発展の余地はある。平岡HCは「試合の入りはソフトに守ることが多かった。スタートからフィジカルに守れないと今後は厳しくなる」と展望する。後半戦は23、24の両日、西地区3位福岡と敵地で対戦する第17節で始まる。

 (各ランキングは出場試合数などの規定を満たす選手で比べたもの)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事