サンダーズ20点差はね返し31連勝 FE名古屋に87-83
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FE名古屋-群馬 第1クオーター、シュートする群馬の笠井=名古屋市千種スポーツセンター
FE名古屋-群馬 第3クオーター、シュートを打つ群馬のキーナン=名古屋市千種スポーツセンター

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)は31日、各地で第19節を行い、東地区首位の群馬クレインサンダーズは名古屋市千種スポーツセンターで西地区首位のFE名古屋との2回戦を87-83の逆転で制し、自チームが持つB2最多連勝記録を31に更新した。通算33勝2敗。第20節は5、6の両日、ホームのヤマト市民体育館前橋で西地区7位の奈良との1、2回戦に臨む。

群馬 33勝2敗 87(10―24)83 FE名古屋 18勝15敗
        (23―23)
        (23―22)
        (31―14)


 【評】群馬が最大20点差をひっくり返した。序盤から攻守で劣勢に立ち、第2クオーター途中には16-36と苦しんだ。しかし13点を追う第4クオーターに反撃。SG野崎やSFジョーンズがゴール下を崩すなど徐々に追い上げ、81-83の残り1分34秒でPG笠井がフリースローを2本沈めて追い付いた。直後に激しい守備で笠井がボールを奪い、レイアップシュートを決めて逆転した。

◎ラスト2分で驚異の巻き返し

 76-83で始まったタイムアウト後の最後の2分間、群馬が驚異的な巻き返しを見せた。攻守でボールへの執着を強め、11-0と圧倒。平岡富士貴ヘッドコーチ(HC)は「38分間は自分たちのバスケットができずに残念だった。最後の一番大事な時間帯でわれわれらしさが出せた」と息をついた。

 最初に仕掛けたのはSFトレイ・ジョーンズだった。この日はミドルシュートを外す場面も目立ったが、得意のドライブでリングへ。ファウルを受けながらもネットを揺らし、3点プレーを成功させた。守備ではPFマイケル・パーカーが敵陣で倒れ込みながらパスカットし、全員で速攻に向かう機動力が光った。

 あと2点。ここで相手に焦りが生じた。直後のエンドラインからのスローインが群馬のオールコートディフェンスを受けて乱れた。PG笠井康平がこぼれ球に飛び付いた際にファウルを受けてフリースローを獲得。勢いは止まらず、再びオールコートの守備を起点にボールマンから値千金のスチールに成功した。

 これまでも17点差を逆転する試合はあった。立ち上がりの低調さはなお課題だが、終盤の勝負強さは圧巻だ。最後の2分に入る前にも、SG野崎零也がドライブでゴール下を崩すなど、リングに向かう意志がほとばしった。「選手が最後まで諦めずに頑張った」という平岡HCの言葉に、B2首位の自負がのぞいた。

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