サンダーズ最高勝率9割1分2厘 上毛新聞社スペシャルマッチ  Bリーグ
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群馬クレインサンダーズのリーグ最終戦として開かれた「上毛新聞社スペシャルマッチ」。第1クオーター、群馬のクウェリがシュートを決める=太田市運動公園市民体育館
群馬―青森 第3クオーター、シュートを決める群馬の古牧(7)=太田市運動公園市民体育館
群馬クレインサンダーズの勝利を喜び、選手へ拍手を送るブースター=28日午後7時半ごろ、太田市運動公園市民体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の第27節の代替試合、群馬クレインサンダーズ―青森戦が28日、「上毛新聞社スペシャルマッチ」として太田市運動公園市民体育館で開かれ、東地区優勝を決めているサンダーズは同地区8位の青森を93-66で下した。通算成績が52勝5敗で勝率9割1分2厘となり、B1、B2を通じた最高勝率9割(2017~18年B2秋田)を更新した。(新井正人)

Bリーグは同日、21~22年シーズンに向けた資格審査を行い、サンダーズへのB1ライセンス交付を決めた。B1ライセンス取得により、サンダーズは5月8日に開幕するプレーオフで上位2チームに入ればB1昇格が決定する。

 試合は前半からセンターのブライアン・クウェリやSG野崎零也のシュートなどでリード。56-33で折り返した後半もリードを広げた。
 リーグ最終戦を迎えた会場には1250人が来場。試合後、古牧昌也主将は「プレーオフでも自分たちの力を発揮してB1に昇格したい」と決意を語った。

 試合開始に先立ち、上毛新聞社の内山充社長は「待ちに待った上毛新聞社スペシャルマッチ。最終戦を圧倒的な強さで勝って、その勢いでプレーオフを制してB1昇格してほしい」とあいさつした。

 「上毛新聞社スペシャルマッチ」として28日に太田市運動公園市民体育館で開かれたバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第27節の代替試合で、群馬クレインサンダーズは青森を圧倒した。第1クオーターからセンターのブライアン・クウェリやPFマイケル・パーカーのシュートなどで試合を優位に進めて最後まで攻撃の手を緩めず、レギュラーシーズン最終戦を飾った。

群馬52勝5敗 9322―1766 青森7勝51敗
34―16
18―15
19―18


◎日本人主体で流れ呼び込む

 Bリーグ記録となる33連勝を成し遂げるなど圧倒的な強さを誇った今季のサンダーズは、最終戦も東地区最下位の青森を相手に常にリードを保って快勝。試合はその力を象徴する展開となった。

 第1クオーター序盤からリードを保った。第2クオータースタートは通常外国人3人、日本人2人の布陣を外国人1人と日本人4人に変更。普段の布陣と比ベると高さや攻撃力は劣るとされるが、ディフェンスを固めてボールを奪ってからの速攻とアウトサイドからのシュートの確率の高さで一気に9連続得点と流れを呼び込んだ。

 この流れで力を発揮したのは、途中出場ながらもしぶといディフェンスと鋭いドライブ、アウトサイドからのシュートで存在感を発揮したSG古牧昌也主将だった。出場時間が限られる中で、常に主将としてチームを鼓舞してまとめてきた。古牧主将は「優勝を決めた試合では出場できずに悔しかったが、きょうはチームに貢献できた」と満足の表情を浮かべた。

 サンダーズの布陣について、青森の北谷稔行ヘッドコーチ(HC)は「想定していた布陣だったが、日本人が主体になることで守るポイントが分かりづらかった」と困惑していた。

 外国人の攻撃力に頼り切らずに試合を組み立てられたことは、中心選手のマークが厳しくなるプレーオフで試合運びの幅が広がる。平岡富士貴HCは「攻撃のキーマンが止められたときにしっかりとボールを回すことができる。接戦でも勝てる可能性が高くなる」と手応えを感じたようだった。

 この試合でBリーグ通算1000シュートブロックを達成したPFマイケル・パーカーは「プレーオフはディフェンスが重要になる。しっかりと確認したうえで臨みたい」と残るプレーオフの戦いへ意気込んだ。

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