サンダーズB2初制覇 プレーオフ決勝制す B1昇格の成果を残し今季終える
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試合後のセレモニーで喜びを爆発させる選手たち
群馬―茨城 第4クオーター、群馬のパーカーがダンクシュートを決める=太田市運動公園市民体育館

 群馬県の太田市運動公園市民体育館で24日に行われたバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)プレーオフ決勝の第3戦で、全体1位の群馬クレインサンダーズ(東地区1位)は茨城(同2位)に98-75で快勝し、初めてB2の頂点に立った。「前人未到」をスローガンにBリーグ記録の33連勝、リーグ最高勝率、B1昇格の成果を残し、2020~21年シーズンの日程を終えた。

 【B2プレーオフ】
 ▽決勝第3戦

群馬(東地区1位)2勝1敗9823-1175茨城(東地区2位) 1勝2敗
26-19
24-27
25-18


 第3戦は前半から、厳しいディフェンスからの速攻が決まった。途中出場のSG野崎零也が要所でドライブからのシュートや3点シュートを決めて流れを呼び込み、前半49-30とリード。後半も攻撃の手を緩めなかった。

 試合後、B2優勝のセレモニーが開かれ、就任5年目の平岡富士貴ヘッドコーチは会場を埋めたブースターに「皆さまに支えられ、こうして優勝できた」と喜びを語った。B2のMVPにはトレイ・ジョーンズが選ばれた。

◎前日負けた茨城に勝利への執念勝る
 「前人未到」のスローガンを掲げたサンダーズの挑戦が完結した。残り時間を示すボードがゼロになると、会場の拍手は鳴りやまなかった。セレモニーでは、会場を埋めたブースターに見守られ、そろいの白い帽子とTシャツに着替えた選手が拍手に応えた。

 前日競り負けた茨城に対し、ボールへの執念で勝った。序盤から茨城のリング下でのリバウンドやアウトサイドからのシュートに厳しく対応した。競り合った展開を変えたのは、途中出場の野崎。積極的にドライブを仕掛け、3点シュートを放った。センターのブライアン・クウェリがリング下で粘って獲得したボールをSFトレイ・ジョーンズ、PFマイケル・パーカーがレイアップで決めた。

 平岡富士貴ヘッドコーチ(HC)は前日の敗戦から、過去の茨城とのゲームを見直して戦術を組み立てた。「選手には本当に厳しく、最後まで緩まずにプレーすることを求めた」と敗戦から立ち直った選手を褒めた。

 チームで長くプレーするベテラン小淵雅(太田工高出身)は「多くのブースターの前でプレーして、シーズン前に掲げた目標を達成できた」と喜びをかみしめた。Bリーグ創設から掲げたB1昇格、B2制覇を達成したサンダーズ。B1のステージで新しい道を歩みだす。(新井正人)

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