バスケ男子サンダーズ B1昇格黄信号 ライセンス取得条件 ホーム平均1500人ピンチ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
金沢戦に向けて練習に励むサンダーズの選手たち=伊勢崎市あずま体育館
 

 昇格に黄信号-。バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)に所属する群馬クレインサンダーズが窮地に追い込まれている。1部(B1)ライセンス取得条件の一つ「ホーム戦の平均観客動員数1500人以上」を満たしておらず、3月末時点でクリアしていなければプレーオフで勝利しても昇格できない。残り7試合に来季の命運が懸かっている。

◎前橋残り6戦 平均2500人必要

 今季のホーム戦はこれまで17試合が行われ、総入場者数は2万385人。平均1199人にとどまる。今後は3月末までに前橋市のヤマト市民体育館前橋で6試合、群馬県みどり市の桐生大学グリーンアリーナで1試合が組まれている。

 同アリーナの東京Z戦は3月28日。平日開催に加えて常設の観客席は2階の460席しかなく、1階に椅子を並べたり、立ち見を含めても収容できるのは1000人程度が限界だ。同体育館の6試合でいかに集客できるかが勝負で、平均2500人を動員しなければ届かない計算になる。

 1月20日のホーム茨城戦前に会見した同リーグの大河正明チェアマンは「(平均観客動員数は)数字ではっきりと出る。ファンの熱意、クラブや選手の努力で乗り切ってほしい」と妥協しない構えを見せた。

 チームを運営する群馬プロバスケットボールコミッションも、手をこまねいていたわけではない。県バスケットボール協会と連携して会員限定パスを発行したり、「サンクスデー」としてチケットを特別価格で販売。スタッフと選手たちは商業施設や駅前でチラシを配ってPRしている。

 チームは現在中地区2位で、プレーオフに進出できる1位のFE名古屋と1ゲーム差。宇留賀邦明社長は「入場者数は高いハードルだが、不可能な数字ではない。試合内容はもちろん、楽しめる企画も用意している」と来場を呼び掛けた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事